娘「すいせい? すいせいの魔女ってこと?」
俺「それは水星」
娘「あ、カタカナの『ヨ』みたいなやつか(→彗)」
昨日、NHKのニュースで比較的うちの近所からスマホでも撮れるという中継をしていたので、今日の夕方試してみたら本当に撮れました。絶景と絡めるのは皆さんにお任せして、在宅勤務をちょっとサボってベランダに。家族で「見える見える」「どこどこ」とかワイワイ言いながらお手軽撮影です。
iPhone 16 Pro 1xカメラのトリミングです。なんか2個写ってるんですけどwww(たぶん左は飛行機だと思います) スマホやばいな…。1人1台持ってるので思い思いに撮影できるし、やっぱり「自分が撮った」という思い入れも生まれるし、体験という観点ではずいぶん底上げになっている感があります。
EOSで撮るとこんな感じ。見慣れた星の写真です。640mm相当(400mm x 1.6x)です。ISO=1600 で ssは2秒のはずですが、周囲の星か結構流れてますね。640mmだと2秒でもこんなに流れるんですね。
GoProでタイムラプスも撮ってみたんですが、鑑賞に耐えるレベルでは写らなかったですね。GoProはシャッター速度を設定できないからなぁ。
そいえばブログに載せてなかった?と今更気がついたのですが、こちらは2020年に山形県の米沢で撮影したネオワイズ彗星。EOS R + RF 24-105mm F4L です。山形県も思ったほど空が暗くなくて(暗い場所もあるのですが、身の危険を感じそうな場所だったりします)光害との戦いでした。
紫金山・アトラス彗星の次は8万年後かもしれませんが、彗星なんでもよければ数年に1回は観られるように思います。
コメント
あらら、ネットで見るとあちこちで周期8万年みたいに書いてありますが、一体誰が言い始めたんだろう?
軌道要素を見ると離心率eが
e = 1.0000920 >1
なので双曲線軌道です。すなわち、二度と戻って来ない。
周期8万年なのは事実だとしても、次の再接近の時に現実的な距離ではない可能性があるということですよね?
いえ、e=0 のとき円軌道、0<e<1 のとき楕円軌道。この二つなら戻ってくるから周期はある。
e=1 のとき放物線軌道、1<e のとき双曲線軌道。この二つは二度と戻ってこないから周期なんてないです。
だから周期8万年は事実ではありません。
何で諸説入り乱れてるんだろう…と思ったら、今回の接近で軌道が変わったんですね。納得です。