富士フイルム X-M5

富士フィルムから突然、新しいカメラが出ました。X-M5 なんだそうです。X-M シリーズってどういう立ち位置なんだっけ…と瞬時に思い出せませんでしたが のちにX-Aシリーズと統合されたエントリーグレードのようです。X-M シリーズが発売されるのは2013年以来11年ぶり。価格はボディのみで13万円と、エントリーグレードでもそういう価格になっちゃうか…という印象。それでも現行の Xシリーズでは最安値となるので、とにかく安い新品の Xシリーズが欲しいという場合にはこれしかありません。

これしかないという言い方も失礼ですが、Xシリーズは上位・下位間の機能差、画質差が少ないので、ファインダーさえ我慢できればこれで充分かと思います。

 

しかもこれは先日出たX-T50かららしいのですが、なんとフィルムシミュレーション切り替えの専用ダイヤルが装備。顧客が何を期待して Xシリーズを買っているかよくご存知です。また、背面は変に小さいダイヤルやカーソルボタンを装備せずに、スティックレバーを1本装備という潔さ。これも実際に必要なのはそれ、ということをよく分かっています。

たださすがに現代でこれに 13万円…というのはよほど富士フイルムに飢えていた人にしか訴求できないだろうと考えたのか、動画機能が充実しています。専用のVlogモードがダイヤルにあったり、4K60P撮影、動画時のみボディ内電子式手ぶれ補正が働く、背面マイクを含むマイクアレイの指向性切り替えが可能、エントリーモデルとは思えないスペックです。

全体的にキレッキレの冴えた設計で、これはそそられますね。

 

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