あちらの新技法はこちらの常套手段

twitterで「新星景」という聞き慣れない言葉を目にしたので、調べてみました。

→「新星景写真(固定追尾合成法)」

…なるほど、星景写真において、天体部分と地上の部分のそれぞれを最適な条件で撮影して、合成するということですね。場合によっては、地上と空の境界部分に最適な写真をもう1枚用意して境界線をスムーズにすると。

これ、Photoshopやデジタル写真に軸足を置く人にとっては、露出差の大きい昼間の撮影でも使うような常套手段ではないかと思うのですが、天体観測に軸足を置く方にとってはひとつの系統だった技法になり得るというのが興味深いです。まぁ最近だとカメラのHDR機能で事足りることが多いので、昼間に使うことはあまりなくなりましたが。

 

写真は昨年の梅雨の晴れ間に浄土平から撮影したもの。一発撮り。撮影条件はISO=3200、SS=20秒、f/2.0、RAW撮影、EOS R+co1さんお下がりのEF 35mm F2 IS USMです。このあたりが地上の風景を絡めた一発撮りの限界で、これ以上のものとなると追尾式の赤道儀なり画像合成なりが必要になってくるはずです。

ポラリエでいいので赤道儀欲しいんですが、欲しいものリストの下位の方にあってなかなか買えないんですよね…。なんとかソフトウエアで同等のことができないか検討しているのですが、カメラ用のレンズって少なからず歪みがあるので難しいです。具体的には星を追尾しないで長時間撮影すると「レンズのどの部分を使って撮影するか」という条件が微妙に変化するので、レンズにある僅かな歪みから星と星の間隔がピクセル単位で一致しないんですよね。これが比較明合成の障害になるのです。レンズの歪みを吸収するように星の位置でパターンマッチングさせて画像を部分的に自動伸縮させながら比較明合成できるソフトがあればいいんですが、ないものねだりです。そういうのがあればポラリエ要らずなんだけどなぁ。

「あちらの新技法はこちらの常套手段」への3件のフィードバック

    1. 赤道儀をお持ちなのにソフトウエアでスタック!心強いです(笑

      ご教示いただいたソフトウエア!知りませんでした。やっぱりそういう需要はあるのですね。
      無償お試し版もあるようなので、試してみます!星の位置を星ごとに位置合わせして貰えるなら、
      製品版買います。

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