とある方面から、「Mac の最新版の買い切りの Office を買ったのに、バージョンが 2016 しか入らない」という相談を受けました。Mac の Office 2016 はセキュリティパッチの配布が 2020 年に終了しており、また、今では Office のインストールは原則としてインターネット経由で行うようになっており、普通の方法では Office 2016 のインストーラーは手に入らないはずです。一体何が起きているのか。
お互い遠地にいるので、チャットで会話しながらインストール手順から一緒に進めてみて、何の異常もなくインストールが完了。そこでインストールされたバージョンを確認すると…
バージョン 16.95.4 ！ これをもって、2016年バージョンがインストールされていたと誤解されていたようです。確かに Mac 版の Office は Windows 版と違って、”Excel 2024” などの年号表記が出ず、このバージョンでしか確認する手段がないんですよね。これはちょっとした罠だなと思いました。いやぁ勉強になりました。
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