機動戦士ガンダム GQuuuuuuX の Blu-ray が予約開始されました。まずTV版から。各巻19,800円と二度見する価格ですが、各巻4話収録で冷静に考えると1クール6万円な訳で、他のアニメでも1クール4万円超えが珍しくない中、ガンダム x スタジオカラーというブランドを考慮すると6万円くらいするのかな、という気もしてきます。なお実勢価格だと一巻あたり1.4万円程度のようですので、1クール4.2万円。まぁ他のブルーレイ発売作品と大差なくなります。
にしても今回の新規軸は「ディスクレス」商品。これはBlu-ray特装限定版の特典部分だけを1年間の期限付きで配信で見られるもので、8,800円。本編は観られません。絵コンテや冊子もついていますが、映像特典が1年間の期限付きというのはサーバー側の都合(維持費)を考えればそうなんでしょうが、ちょっと普通に考えたら納得いかないのではないでしょうか。とはいえ、「映像は配信でしか見ない」「光ドライブは持っていない」層に特典映像をリーチさせるにはこれしかないか…という気もします。
次に劇場版。すなわち「Beginning」。
劇場特典を一冊にまとめたA-on/プレバン限定盤(1.5万円)、一般売りする4K Ultra HD + Blu-ray版(1.1万円)、あとDVD版(3.9千円)とありますが、こちらには「ディスクレス」商品はありません。また、SEED FREEDOM のように限定ガンプラ同梱版もないようです。あれ、高すぎてあまり売れなかったかな…。
自分は劇場特典のめぼしいのは入手しているので、GQuuuuuuX の Blu-ray は Beginning の一般売りする4K Ultra HD + Blu-ray版だけでいいかな、と思いました。星街すいせいがあのタイミングで流れるのは Beginning だけで、しかもこれはTV放映されていないので。TV版は録画したもので、もうどうなってもいいや。
今回、手を抜くべきところは盛大に手を抜いている作画なので(たとえば戦闘シーンで集中線だらけで背景が描かれていなかったり、人物が少ない線の本数のデザインだったり)、あまり円盤を買おうというモチベーションが湧きません。まぁ作品の面白さは絵の複雑さとは違うだろう、と言われればその通りなのですが、京都アニメーションの作画にかける純粋な熱量とかを見てしまうと、言い方は悪いですが姑息だな、とも感じてしまいます。
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