今更のように気がついたのだが、便利に使っていたPhotoToolCMがintel Macでは動作しない。MacOS Xではデジカメから取り込んだ映像のタイムスタンプが取り込んだ日時になってしまうため、このツールを使ってファイルのタイムスタンプをExifに記録された撮影日に書き換えていた。作者のWebページには
2006年中にはTigerへの対応と改良をおこないたいと思っています – 12.23.2005
とあるが、この記述から1年以上放置されているようだし、TOPページにも
2006.1.13 サイトを全面リニューアルしました。超久しぶりの更新です。去年はデザイン制作関連の仕事が多くて、ソフトウェアの更新等もままならない状況でした。今年はまた時間を作ってソフトウェアの更新や壁紙の制作等もしたいと思います。
ともあり、こちらも1年近く、これが最新だ。おそらく本業が相当忙しく、ソフトのバージョンアップまで手が回らないのだろう。この会社のシステムがintel Macに移行するまで、おそらくバージョンアップはないものと思われ、大変残念である。まぁ、無料で使わせて貰っている身分では意見も言えまい。
さて困った。
類似のことができるソフトとしてPhotoPathfinderを使ってみたが、なぜかEOS 20D/30Dで撮影した写真のExifデータを読み取ってくれない。Exifのデータ位置を決めうちで読み込んでいるのか、Macバイナリーかどうかとか、Finderアイコンが存在しているかどうかが動作に影響を与えているのだろうか。
さてさて困った。
ネットを半日ほど徘徊し、やっと見つけた。
上記のソフトはフォルダまたはファイルを指定するだけで所望のことができる。但し、タイムスタンプ変更後でもFinder画面の再描画が行われないので、変更された日付を確認するには目的のファイルの入ったフォルダをいったん閉開する必要がある。
また、PhotoToolCMではできたはずの、「Photoshopでリサイズした画像からのExif日付反映」はできなかった。ExifFile DateSyncを使うことを前提にしてリサイズする場合、EOSに付属してきたDigital Photo Professionalを使うことでうまく行った。(備忘録:出力時の解像度は96dpiを指定する。)
うーんでもこの手のツールが全然見あたらないってことは、需要がないんだろう。皆さん、Exifで日付情報が取得できるのなら、JPEGファイルのFinderでのタイムスタンプは「取り込んだ日時」で満足してるんすね。
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