「ソニー、H.264動画再生対応の新ウォークマンAシリーズ」
いやー、iPodから乗り換えたいと思わせるウオークマンが出たのは初めてだ。ぶっちゃけビデオ再生機能がなくても乗り換えたいと思わせる。ソニーも戦い方が解ってきたのか、面白くなってきた。
iPod nano(2nd)を使って解ったのは、感圧式クリックホイールはnanoくらいの小ささになると使いにくくなること。歩きながらのボリューム調整なんか、とてもマトモにできない。だったら普通の上下左右キーの方がいいのではと思う。
ただし上下左右キーの場合は大量にカーソル移動させる場合に難があり、そのあたりの操作性のチューニングがどういう風に実装されるのか楽しみではある。
また、iPod nanoはデフォルトの音質はそこそこ聴けるが、少しイコライザを弄ると途端に破綻するのが残念。これではイコライザ機能はないに等しい。ソニーには「DSEE」や「クリアベース」などの音質エンハンス機能があり、ソニーの拘りからすれば音質も実用的であると期待できる。
底面のドックコネクタにもフタが内蔵されており、作りの繊細さが、さすが日本メーカー製であることを伺わせる。
iPodからの乗り換えのネックは、MacユーザならまずMacには非対応だと言うこと。転送のたびにブートしてキャンプするのも面倒くさい。
それとiTunes Storeで買ったコンテンツの処理。音楽なら音質劣化を覚悟でCDに焼いた上でソニーのアプリで再リッピングするという手があるが、曲数が多いと面倒だ。
俺の場合にはMac非対応というのが乗り換えに際しての最大の障壁。2番目の理由はnanoを買ってからまだ半年しか経っていないこと。
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