…と書いたら語弊があるような気がしないでもないが、8月上旬に規格が公開されていた「マイクロフォーサーズ」規格採用の初めてのカメラDMC-G1がリリースされた。
大きさはEOS Kiss X2/Fよりは少し小さく、PowerShot G9よりは少し大きい。オリンパスE-420よりも縦横は僅かに小さく、奥行きはバリアングル液晶の分だけ厚い。
マイクロフォーサーズではミラーレスが前提で、やはりファインダーはビデオカメラなどと同じEVF(電子ビューファインダー)を使ってきた。視野率はおそらく100%だろうが、「一眼レフレックス」のファインダーを覗いているというよりは、ビデオカメラを覗いている気になろう。
しかし画角決めには視野率100%は大助かりだし、液晶ではなくファインダーなので明るいところでの視認性も良好。一眼レフからの乗り換えでなければむしろメリットの方が多いかも。
レンズは小型化したことでライカMマウントレンズに似たような雰囲気が出てきたような。このクラスはライカブランドではなくLUMIXブランドで出すようなので何かライカ基準に到達できていないファクタがあるのだろうが、小さくて緻密な雰囲気が小気味よい。
これはそこそこシェアを取る気がするね。
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