EOS 5D Mark IIの廉価版は成立するのか?

EOS 50Dと比べて画素数が1,510万から2,110万にアップ、フルサイズ化に伴ってミラーやペンタプリズムは大型化しているし、視野率も向上、防塵防滴も1ランク上なのではないかと推察するが、でも差異はそれくらい。これで価格が倍違うのである。HD動画撮影など開発費はかかるが、部材費はほとんどかからないはず。いやーカメラってのはちょっとしたところにすげぇコストがかかるんだなぁと受け取っていいんだろうか。もっとも、5D Mark IIの方が粗利が大きいだろうけど。

さて、もし5D Mark IIの廉価版を作るとすれば、どうすればいいのか。できるのはCMOSの画素数ダウンと、視野率ダウンくらいではないか。既に開発済みのHD動画撮影機能を省いたところで部材費の節約にはさほど貢献しないだろうし、液晶も50Dが3インチゆえそれ以下はあり得ないだろう。

たとえば、EOS 5D mkIIの画素数を1,600万画素にして、視野率を95%程度にダウンした「EOS 7D」が価格は22万円程度…ときたら売れるだろうか。売れそうな気もするが、どうせ22万も出すなら29万出すよ、と行って5D Mark IIに流れる人がマジョリティのような気がする。デジタル一眼レフの成長率は著しいが、それは50DやKissが支えているだけであって、7Dが出たところで競争力のある価格を維持できるだけの生産台数が見込めないとキヤノンは判断したんじゃないかなと。

でもフルサイズっていいよなぁ。充分軽くて速ければ。
個人的にはフルサイズなら1,000万画素でも充分なんだけど、画素数のヒエラルキーは崩せないだろうなぁ。

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