Mac用に開発された無線LAN親機「WZR2-G300NM」が本当に簡単で驚いた

遠くに住んでいる弟が愛用中のiMac G5 17inchのLAN端子が壊れて修理代に5万円かかるとのことで、何とかならないかと相談を受けた。ご存じの通りApple製品の多くは修理額が定額で、iMac G5の場合には約5万円である。

iMacのLAN端子はロジックボードに直づけで、LAN端子が壊れたからと言ってもHDDが壊れた場合と異なり、おいそれと交換することはできない。壊れたLAN端子を放置してUSB-LAN変換アダプタ(たとえばPLANEX UE-200TX-G)を使うという手も考えられたが、折角なので(何がだ?)Mac対応と銘打たれたWZR2-G300NMとMac内蔵のAirMacを使って、無線LANを構築してはどうかと提案した。

彼は早速WZR2-G300NMを買ってきたらしく、しかも数分で設定が完了できたらしい。ちょっと驚きである。というのも、無線LANの設定、特にMacをApple社外の無線LANルータに接続する場合は、手動設定で四苦八苦するのが世の常だと思ったからである。いくらMac対応を謳ったWZR2-G300NMでも、さすがに用語などで躓き、私が帰省する正月まではネットに接続できないだろうと思っていたフシもあったのだが、速攻で設定完了の連絡が来て驚いた次第。

実はこのWZR2-G300NM、Mac用のAOSSクライアントソフトを同梱しており、添付されたMac用の「設定シート」の順に従えば、AOSSを使って簡単に設定できるようになっている。しかも驚いたことに、ある程度のセキュリティ設定まで自動なのである。ベースモデルであるWZR2-G300Nより実売で1,500円ほど高いのだが、自宅訪問設定サービスが1万円前後かかることを考えれば大いに価値はあるだろう。

MacでもAOSSを使えるようにするなんて、バッファローはいい仕事してるなぁ。

コメント

  1. 多呂 より:

    このルータ、ずいぶん前に買って使っていたときがありましたが、接続が不安定で使い物にならず、返品しました。ブチブチ切れまくって、しまいにはルータの再起動じゃないと通信不能に陥ります。
    同じバッファロー社の子機との接続も最悪で、nで接続しているにもかかわらず速度が出ず、しかも同じように切れまくりでした。
    ルータはバッファロー社のものは2度と使いたくありません。

  2. Kumadigital より:

    それは心証悪かったですね。
    症状からすると故障っぽいように見えますが…。

  3. 多呂 より:

    それが故障じゃないのですよ。
    当時の2ちゃんねるのバッファローのルータスレでずいぶん話題になってました。そのスレを見ずに買ったのが大失敗。
    同じような症状の報告が相次ぎ、サポートに連絡しても埒があかず、返品した人が多かったようです。

  4. Kumadigital より:

    なんなんでしょうかね?
    kakaku.comあたりを見ると、不具合再現率100%と
    いう訳でもなさそうですが…。

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