One by WACOM いわゆる板タブ

版画を見てから「絵が描きたい熱」が上がってしまい、WACOMのペンタブレットを購入しました。「飾りたいと言うよりは描けるようになりたい」というのは割と本心で、とはいえ今さら隙間時間の片手間では若者のようにバリバリ上達する気もしなくて、まぁAnmi作品のプロセスを追体験したいくらいの気持ちです。

この手のペン入力デバイスは現在大まかに3種類あって、

1.単なる入力デバイスだけのもの(本製品、いわゆる「板タブ」)6,000円〜30,000円
2.このペン入力デバイスに液晶画面が合体したもの(いわゆる「液タブ」)100,000円〜300,000円
3.タブレット型コンピュータ(iPadなど)90,000円〜150,000円

プロが一番使っているのは「液タブ」ですが、「板タブ」も根強い人気なのだとか。一方でiPadはこの「描きたい熱」が冷めてもiPadとして使用できるので、投資が無駄になりにくいというメリットがあります。

板タブ/液タブは鉄板のメーカーはWACOMです。しかし調べてみるとWACOM製品は機能の多さと不具合の多さが比例するようで、初期投資が少ないことと、不具合の少なさなども勘案して、安価な板タブであるOne by WACOMを購入しました。「蕎麦打ちおじさん」などと同じおじさん特有の拗らせ系だという自覚もあるので、挫折したり飽きたりしてもダメージが少ないように、あまり高いものにはしませんでした。

 

WACOMの入力デバイスを使うのなんて、30年前に会社に入ったときにCADでデジタイザを使ったとき以来です。

これをパソコンにUSBで繋いでドライバーをインストールすると使えるようになりますが、動作としては基本的にマウスの代替になります。すなわち、ペンで動くのはマウスカーソルで、マウスでできる操作が基本的にペンでできるようになります。ペンは手元、描くのは正面の液晶画面なので、液タブと違って姿勢が悪くなりにくいというメリットもあります。液タブを使ったことのあるプロの中には、この板タブに出戻りした人もいるのだとか。

基本的に絶対座標で操作するので(マウスのような相対座標モードにも切り替えられますが)、あまり小さなデバイスだと狭くて書きにくいようです。その点この One by WACOM はA4よりちょっと小さいサイズで、27インチ画面に対する描画でもさほど狭さは感じません。

このタブレットにはCLIP STUDIO PAINT PRO(通称CSP)という定番のお絵かきソフトの3ヶ月使用権が付属しますが、このソフト、サブスクでも月額240円、購入しても5,000円(ダウンロード販売の場合)と、学生を意識しているのか機能の割にはとても安価です。

 

CSPはお絵かきに特化したPhotoshopのようなソフトで、Photoshopの知識と操作系がだいたい通用します。Ctrl(Cmd)-Dで「選択範囲解除」などというショートカットまで同じです。これが月額240円 or 買い切り5,000円とか安すぎる…。

しかも、どうもこのソフトには「ベクターレイヤー」という神機能があるようで、そのあたりの勉強を含め、やはり製本された説明書は欲しいところ。CSPの解説本は純正の説明書もAmazonで購入できますが、それより評判の良い本がいくつも見つかりますので、見繕ってみたいと思います。

少し弄ってみましたが、紙に絵を描いていた時代には考えられなかったことができますね。描いた線をあとから太くしたり細くしたり、滑らかさを上げたり、描き直さずに位置をずらしたり変形したり、絵が上手くない人の技術の底上げを図る機能が満載されているようです。なるほど、こういうソフトがあるから絵師が増えるわけだ…。

絵なんか描き出すとますます積みガンプラを崩すペースが遅くなりそうですが、やりたいときにやりたいことに手を出せるのがアマチュアの特権ですからね。

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