三脚 VCT-80AV レビュー

同クラスの過去機種、VCT-870RMからの買い換えである。こういったアクセサリー類の場合、えてして「昔の方がしっかりしていた」なんてことが往々にしてあるのだが、VCT-870RMと比較した場合でも、質感が低下している部分は見受けられなかった。唯一、付属のキャリングケースの生地の質感が落ちたかな、とは思ったが、キャリングケースにしてもVCT-870RMにはなかった「マチ」が付いており、構造自体は進化している。

VCT-870RMではチルト方向の動きを固定するネジを締めるとカメラが傾くクセがあったが、VCT-80AVでは構造が工夫されほとんど気にならなくなった。リモコンは静止画撮影、ガイドフレーム表示、スロー固定ズーム機能が追加になり多機能化した。

一番の驚きは縮めたときはより短く、伸ばしたときはより高く、収納時の太さも僅かにスリムになったことである。これで明らかに剛性が低下するほど華奢になるとしたら問題だが、そうは感じられないので歓迎できる変更である。

今回のVCT-80AVには何と「縦位置」撮影機能が付いている。スチル用の機能だと思うが、これでまた縦位置ビデオを撮影する方が増えそうだ(笑

一点戸惑ったのは、カメラを取り付ける分離式のプレートをリリースするレバーが「開」位置で固定されなくなったこと。以前のVCT-870RMではリリースレバーが「開」位置で固定され、プレートを装着したカメラを取り付けるとバネの力で自動で戻ったため、片手でカメラを取り付けることができた。

しかしVCT-80AVではレバーが「開」位置で固定されないため、両手を使う必要がある。以前の固定される仕様の方が使いやすいように思えたが、以前はレバーがバネの力で戻る際に指を挟んで痛い思いをしたこともあったので、それがなくなると考えれば我慢の範囲かも知れない。

しかしリモコン三脚、激しく便利である。もっと早く買っとけば良かった。

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