キヤノン アングルファインダーC

ニコンもついにD5000でデジイチにバリアングル液晶モニターを搭載してきたわけだが、世界の2大デジイチメーカーの片方がバリアングルに走ったと言うことはもう一方の会社(キヤノン)もウカウカしてられないことと思う。

しかしバリアングル液晶モニターの便利さは認めるものの、従来の固定式モニターの信頼性の高さも捨てがたいところ。ボディと一体化していることによる堅牢性は安心感がある。

また、光学ファインダーによる撮影中の没入感もデジイチの大事な要素だと思う。

そこでアングルファインダーの登場ですよ。

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キヤノン アングルファインダーC

これは過去からA→B→とモデルチェンジしてきて、現在はEOS全機種対応のC型。モデルチェンジサイクルが長いし、EOS全機種に対応しているので、EOS本体を買い換えても無駄にならずに済む。

価格を見た時は「うひゃー高ぇ!」と思ったのだが、現物を入手してみるとまさに「光学製品」といった趣で、同価格帯のEFズームレンズと比較しても高級感はある。動くべきところすべてがスムーズかつ節度を持っているので、使っていて大変気分がいい。

ぶっちゃけ最近のEOS DIGITAL本体より高級感があるような気がする(笑)。ちなみに前機種のアングルファインダーBの方が高級感があったという意見もあるが、B型は今では入手困難だ。

視界はデフォルトで1.25倍表示なので、ファインダーを覗くより少しだけ大きく表示されるが、のぞき込む角度にシビアさが要求されるような気がする。まぁ慣れの範囲だろう。

用途としてはローアングル撮影に使うと無理な姿勢をせずに済んで便利だと思うが、中央部の2.5倍拡大表示機構も付いているので、花のマクロ撮影などにも便利。左右に回転もできるので、縦位置撮影にも対応できるし、天体望遠鏡にEOSを取り付けた場合にも重宝するはずだ。

kenkoから半額以下の互換品も販売されている。こちらは使用したことがないので実力は未知数。

コメント

  1. MacBS より:

    うちにアングルファインダーBがあるはずなのですが、
    行方不明です。(^^;

    質感でいくと、アングルファインダーBよりもNikonの古いもののほうが良いかもしれません。
    ただ、個人的にはマグニファイヤーが付いているのがうらやましいです。

    アングルファインダーの欠点は縦位置での撮影なんですよねぇ。
    それさえなければ、結構いけてると思います。

  2. Kumadigital より:

    もしかしてアングルファインダーも各社6本くらい持っていたりしませんか!?
    (もうストロボで免疫ついたので驚きませんよ!(笑))

    アングルファインダーCは回転して斜め位置でノッチで止まるので、縦位置時は斜めからのぞき込め、ってことなのかも知れません。

  3. MacBS より:

    さすがにアングルファインダーはそんなに持ってません。
    全部で3本のはずです。

    先日、フードは数十個発掘されましたが。(^^;
    それでもレンズの数からすれば少ない(!?)です。

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