ウオークマンXについて思うところ

シリコンメモリのウオークマンにおける最高峰モデル「Xシリーズ」が発売になる。やはりツッコミどころは「鉱物の質感」というボディではないかと思う。

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ソニースタイル・ドットコムでは鉱物ではないツルツル磨き上げモデルが用意されると言い、つまり店頭販売モデル=鉱物調、ソニースタイル=ツルツル調となる訳だが、個人的には「それって普通反対じゃね?」と思った。

鉱物調ってなかなかほかの製品では見ないだけに、ソニーのような大企業が手がけるべきなのか、また、ケースではなく本体でやってしまっていいのか、疑問は尽きない。これ、触った感じもザラザラなんだろうか? 大型三脚の雲台に時々見かけるような質感なんだろうか?

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アルバムジャケットを撫でる操作でスルスルと縦にスクロールする表示モードが広告写真に使われているが、「これ、画面のはめ込み合成のパース狂ってるよ」と思ったけど、実機動作ムービーを見たら本当に表示が歪んで(指が撫でる方向に曲がる)驚いた。

ノイズキャンセリングは過去モデルの75%カットから98%カットに効果アップしているという。ノイズカットはボリュームを控えめにできるので、難聴予防にも効果がある。

ただ、集音マイクが改良されたという情報がないので、風切り音が増幅されてしまうのは同じなんだろうな…。風切り音がするようなところで使うのは危険、という割り切りなのかも知れないけど、扇風機にあたりながら使うことはあるぞ。

ドラッグ&ドロップ転送に対応してくれた点も嬉しいが、ここまで来たらいっそiTunesライブラリとの自動シンクロまでやってくれたらもっといいのにと思う。iPodのメリットである「USB接続したら放置でOK」がソニーに過小評価されているような気がする。

音質はたぶんiPodで感じるモヤモヤを解消してくれるものと期待している。やっぱ計算機屋にはこの音質はムリだぜ!みたいな魂を本機に感じられれば嬉しい。

余談だが、ソニーを持ってしても、iTunesをi-tunesといういい加減な表記をしてしまうってどうよ? ああ、ソニーも人間かと、妙に親近感を覚えたけど。

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