AppleがPanasonicにBlu-rayドライブを大量発注したという噂が根拠になっているようだが、少なくともオープンになっている情報ではなんと全モデルEOL(End of Life)。新型が出るという情報もなく、素直に見ればこのまま光学ドライブのOEM事業から撤退しそうに見える。本当にAppleから大量発注なんて出てるのだろうか?
PanasonicがOEMをEOLさせている時点で、よほど世界的には需要がないのだろうな、と思う。これではMacに載るわけがない。「iMacにBlu-rayが載ればなー」という声は、たぶん日本だけなのだろう。
Sony Optiarc製のドライブもあるけど、こちらは製品は現存するものの、アップルほどの量産台数になるとキーパーツのサプライヤーが1社しかないというのはリスクが大きいと思う。じゃぁCPUはどうなんだという話はあるけど(汗 Sony Optiarc一本で載せてくるかな-?
一方、SAMSUNGやLGはまだSlim型は作れないみたい。
ちなみにBlu-rayに録画するというのは日本独自の文化で、日本以外ではほとんどROMとしての利用が主流。PanasonicはDIGAを欧州方面にも展開しているが、ここでどれくらい普及するかもMacに載るかどうかの一つのカギになると思う。
録画可能なBlu-rayディスクには高額なライセンス料をも必要だし、たぶん現時点では原価アップに見合った価値を提供できないとAppleは考えているのではないか。スロットローディングタイプのDVD-MultiのOEM価格は$30~$50くらいだが、BD-Multiだと$150~$200は下らないはず。
自作のハイビジョンコンテンツの視聴は、安くなったApple TVを使ってください、ということなのだろう。田舎のおじいちゃんにはYouTubeでいいでしょうと。
PanasonicがOEMモデルの新型を出すくらい、市場が盛り上がってくれればなー。
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コメント
私はMacにというか、パソコンに録画機能要らないです。私としてはAppleはBD規格のために余計な金払わなくて良いです。
Regza録画で十分。
さらにその上で、PCに録画して保存するほど大事にしたいものは、RAID 1のHDDに入れます。
録画よりはiMovieの吐き出し先でしょうねぇ。
フルHDでの吐き出し先が現状存在しませんからね。