シェーバー検討

いま日立のロータリーシェーバーを愛用中で、手元のRM-TX321は1999年に買ったもの。もう10年以上使っていることになる。その間にツマと出会い、結婚し、生まれた子供は小学2年生になった。私の人生の一番大きな変化とともにあったシェーバーだ。

替え刃はメーカー規定周期で交換しており切れ味は問題ないのだが、バッテリー、モーターがそれぞれ1回ずつダメになり交換している。今もバッテリーはへたっており、AC電源なしでは剃れない状態。メーカーの部品保有の最低期限は8年なので、もうバッテリー交換はして貰えないんじゃないかと思っている。

ニッカド電池がヘタったシェーバーというのはAC電源で使っても回転数が上がらず、これを避けるためには予め数分の充電をする必要がある。つまり、朝歯磨きをしている間に間違いなく充電を仕掛けないと、その後のひげそりが行えない。実際充電をウッカリ忘れてやたら低回転のモーターで時間をかけてひげそりをする羽目になったことは月に何回もある。以上ここまでがツマに対するシェーバー買い換えの言い訳である。

とはいえ、機会があれば買い換えたいと思いつつ、琴線に触れるロータリーシェーバーがなかなか出てこなかったのも事実。1ロータリーのレイザックは最大の美点である低振動・低騒音では右に出る者はいないが、その反面、ひげ剃り効率が低そうだったし、主力モデルRM-TX953は色とデザインが好きになれなかった。カサノバはなんかこう…斜め上方向に進化してしまって気後れしてしまったし、さて、希望のモデルがない…というのがちょっと前のラインナップ。

一方、以前から気になっていたブラウンも日本市場に本腰を入れてきたし、Series7 (720s-4)なんか良さそうだなぁと思っていた矢先、新型のロータリーシェーバーが発売されたというニュースが。

gtx1

ROTARY G-SWORD RM-GTX1/RM-GTX2

早速スペックと仕様に目を通してみると…悪くない。リチウムイオンバッテリーで3.6V駆動、トリマー刃が付いており、ソフトケースも付属。そしてクリーニングメカニズム内蔵でありながら、重量は今使っているRM-TX321と同じ210g。刃が全く新機構の「ドラムレーザー刃」というのが信頼性でやや不安があるものの、日立金属製「YSSヤスキハガネ」であることを謳っており自信があるのだろう。

ブラウンは往復刃。ロータリーは回転刃。原理的には回転刃が優れているとは思うのだが、ブラウンが極東の島国まで来て一定の人気を博している事実も動かしがたい。

series7

さらに色々多角的に検討していると、検討機種の一方が1つの意外な障害に突き当たった。

(続く)

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