実はまだ雲台を買っていないので、暫定的に手持ちのSLIKの3WAY雲台を付けてみる。
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身長185cmの私のアイレベルに合わせるとこんな感じ(素足時)。さすがにセンターポールは少し伸ばす必要が出てくるが、全部伸ばす必要もない。
見た目以上に剛性が高いのが印象的である。
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今回一番狂喜乱舞したところはこれ。雲台取り付け部のネジはU3/8カメラネジ(ドイツネジ)だが、ネジを外して反転させるとU1/4カメラネジ(国際規格)になる。ネジを外すには雲台台座のディスク部を回すだけ。
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ただ台座のディスク部が回ってしまうのは困ってしまう場合も考えられるので、ロックするためのトルクスねじ(上の写真の赤矢印)もある。なお上の写真の緑矢印の方のトルクスねじは取り付けた雲台が緩まないようにするためのもの。
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なお超ローアングルに備えてセンターポールは短くすることができる。というかセンターポールを使わないようにできる。ポールの上下に着いているパーツを外し、ポールを抜いた上で三脚に取り付けると…
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このようにポールレスで運用ができる。
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脚の伸縮ロックは「Gロック」と呼ばれる回転式。独自の機構により1/4回転ほど緩ませると脚の伸縮が可能になる。本当はレバー式のロックが欲しかったのだが、これだけ少ない回転で伸縮できるのであれば回転式でもいいと思った。
カーボン製といえばアルミ製に対して脚の出し入れのスムースさには欠けるが、本製品はカーボン製の中では滑らかな方だと思う。
なお石突はゴム脚。個人的にはスパイク脚は必要ないし、むしろうっかりフローリングを傷つけてしまうこともあるので、ゴム脚で充分。もちろんオプションでスパイク脚も用意されている。
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カーボン三脚は軽量ゆえ、振動を抑えようと思ったら運用時にウエイトの付加が必要。センターポール下端にウエイトをかけるためのフックがあるが、これがバネが入っていて、必要なときに引っ張るまで出てこない。素晴らしい。
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またここの金属パーツには一周する形でリングゴムが取り付けられており、収納時にメインの脚がセンターポールの先端に強くぶつかるのを防いでいる。この心配りはまるで日本製品を見ているようだ。
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ちなみに脚を大きく開くときは、GITZOロゴの入った黒いプラスチックパーツの所を引き出す。
本製品についてのレビューは以上だが、さすが高いだけあってイイモノだった。これなら暫く目移りしないで使えそうで、結果的には安い買い物だったかも知れない。
ところで雲台は今でも激しく悩んでいる。誰もが一家言あり、そして正解がないのが雲台。GT-2531自体が1.3kgと超軽量なので、それを生かす形にしたいのだが。
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