子供が夏休みだというのに、最近はほぼ毎週土曜日が出勤で、子供の相手ができる時間がありません。子供からは「お父さん、休みになったらXXしよう」という約束がてんこ盛りな割には、ほとんど約束を果たしていません。もちろん、子供は「パパは仕事が忙しい」ことは承知してくれてはいるのですが、それでもどことなく寂しそう。ようやく日曜日が来た!と思ったら、どうしても外せない突発的な用事が発生したりしてね。お盆休みだって休めるかどうか…。上の子の算数だって診てあげたかったしなぁ。
となると、用事を済ませて21:00頃帰宅しても、「約束のバーベキューをやろう」ということになるわけですよ。なんか消費社会に踊らされているような気もしなくもないし、それで本当にいいの?という思いもないわけではないですが、このままだと夏休みが終わってしまいそうなので…。
そんな訳でバーベキューです。
庭でバーベキューをして良いかどうかは、その住宅地のスタンスやご近所関係にも依ると思うのですが、アパートに住んでいた頃はツマは一貫して「庭でのバーベキューは禁止」でした。向かいの戸建てはバーベキューをしていたのですが、庭があるにせよ戸建てと集合住宅は違うと。
しかし戸建てに越してからも、向かいの家がやはりバーベキューをしていたことと、ホームセンターでこの無煙グリル「ロータスグリル」を見つけてから、これならまぁいいかとツマは渋々OKしました。
燃料となる炭の格納方法に特徴があり、煙の原因となる肉汁の炭への接触がないため、確かに肉を焼いても煙がほとんど出ません。ただその分、通常のグリルと比べて火力は若干弱めです。それを補うために乾電池式のファンが内蔵されており、ターボエンジンのように炭に空気を送り込んで燃焼を加速します。ファンは無段階可変式ですが、最速にするとちょっと燃えすぎの印象でした。たぶん電池容量がなくなってきたときのためにこういう設計になっているのだと思います。
ちょっと失敗したのは、ジェル式の着火剤が入手できなかったため、固形式の着火剤を使用したところ、煙が盛大に出てしまいました。よく考えればこの固形式の着火剤のベースは「おがくず」であり、そりゃあ煙も出るでしょうよ、というものです。次回はちゃんとジェル式を使おう…。
使い終わった炭は、ロータスグリスの炭の格納容器(コンテナー)ごと炭壺に入れて消火・保管しておくと、次回そのまま使えて便利です。
炭は小さく砕いたものだったら何でも使えるのですが、まずは最初と言うことで、専用炭も用意してみました。ちょっと割高ですが、細かく砕かれていてコンテナーに詰めやすいですし、燃焼エネルギー的にも合格点です。けっこうたくさん入っていて、我が家の使用頻度なら2~3年は持つのでは(笑)と思いました。
いくら煙が出ないと言っても室内で使えるわけではありませんが、ロータスグリルの外側(上の写真ではオレンジ色の容器部分)は燃焼中でもさほど熱くなりませんし、3~4人程度の小規模なバーベキューにはとても使い勝手が良いグリルでした。
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