GoPro HERO 10に新ファームウエアv1.16がリリースされました。少し前にv1.15がリリースされたのですが、新機能を使おうとすると無限再起動するという不具合があり、すぐ引っ込められてv1.16になり再リリースされたものです。
GoPro 10での新チップセットと5Kの組み合わせは排熱をさらに難しくしたようで、バッテリーの持続時間もさることながら「無風状態で5K連続録画できない」という問題を抱えていました。しかし実際にはGoProを無風状態で使われることは少なく、極度には顕在化しませんでした。今回のファームウエアはその問題に対するGoProなりの回答だったのでしょう。メインメニューのかなりいい位置に、黄色い新アイコンが鎮座しました。
HERO10 Black v1.16
新機能
- バッテリーを長持ちさせるために最適な設定の省電力モードと三脚 / 固定モードを導入。
- ウルトラスローモーションとベーシックのプリセットを追加。
パフォーマンスの改善
- 低速撮影中のスタビライゼーション性能を改善。
ユーザビリティの改善
- 一般的なバグ修正とユーザーインターフェイスを改善
この黄色いアイコンをタッチすると、パフォーマンスと排熱の関係を3段階に切り替えることができます。
ハイテク感はありませんが、現実的な落としどころだと思います。
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