バンダイの看板プラモデルといえばガンプラ。ガンプラには常に最新の技術が投入されてきました(一部 Figure-rise Labo などでガンプラには使わない変態成形技術が用いられたことはありました)が、バンダイ商品でガンプラに使われていない組立技術に出会いました。
それは 30MSシリーズ(今回組んだのは黛 冬優子)なのですが、ランナーがある程度のブロック単位で切り離せるようになっていて、それぞれに1、2、3という番号がついており、それが組立工程の使用順になっているのです。すなわち最初は1のランナーだけを集めて組み立てます。そこで使う部品しかないので部品を探すのがとても効率的です。その工程が終わると説明書に「ここで1の部品は全て使い終わりました」と書かれていて、もしその時点で残っている部品があればそれはつけ忘れ、ということが分かるようになっているのです。
いやぁガンプラも最近は結構、工程ごとにパーツのグルーピングが行われている印象でしたが、ここまで徹底はしてないですね。ガンプラは 30MS と比べてパーツが多いので同じことをやろうと思っても複雑になりすぎてできないのかもしれませんが、組み立てやすさの追求でまだブレイクスルーがあるのかと驚かされました。
この技術、調べてみると30MSの前にダンボール戦機シリーズで採用されていたとか。ダンボール戦機でできるならガンプラでもできそうな気もしますが…。
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