先週名古屋に出張した際に、名古屋飯をあまり食べられなかったので(仕出し弁当でちょっとは食べた)、帰り際に探したのですがとても暑い中であまり食べたいものも思いつかず、結局は定番の「ひつまぶし」のお店「まるや本店 JR名古屋駅店」へ。ちょっと名古屋駅から外に出れば目の前に有名店「うな富士」もあるのですが、入店待ち行列が屋外(推定気温34℃)だったのであれはダメだと。そこは屋外なのでまぁしょうがないんですが、名古屋って東京と比較すると公共スペースの冷房が効いてる割合が低いですよね。
今回行った「まるや」は、名古屋駅の隣のビルにも「まるや本店 名駅店」というのがあるのですが、もしかするとそちらの方が行列が短かったかもしれませんね。でも私が並んだ「まるや本店 JR名古屋駅店」の方も、10人待ちで10分ほどで入店できました。待ち行列の場所(名古屋うまいもん通り)に軽く冷房がかかっているのもポイントが高い。
過去の記録を見てみると、前回ここには2019年に来ているようです。その時は「うな丼」を頼んでいたようなのですが、今回も「ひつまぶし」ではなく「うな丼」の気分です。ひつまぶしだと鰻の旨さをガツンとダイレクトに味わえない気がして。
それにしても高くなりました。店内見渡すと満席のお客さん。このお客さんがそれぞれこんな高価なひつまぶしやうな丼を注文しているのかと思うと眩暈がしますが、自分もその1人になってるわけです。メニューはタブレット化されていました。もう十分高いので、だったらいっそ一番高い「上うな丼」を頼んでみました。
で、出てきたのがこれ:
目立つwww ちょっと周囲の席の注目を集めてしまいました。さすがにこれを注文している人は多くはないんですよね。名古屋らしいというかなんというか…恥ずかしいので、「上うな丼」はこれっきりにしようと思いました(笑。
前回と今回の当店の間に「博多名代 吉塚うなぎ屋」に行ってるんですが、そっちの方が美味しいかな…。ここの鰻、焼きが「ひつまぶし」に最適化されているようで、うな丼としては焼きが強すぎるのです。まぁこれはこれでファンはいるでしょうけど、私の好みとしてはもうちょっと柔らかい方がいいかな。ひつまぶしとして食べる場合は、ご飯と混ぜたりお茶に漬けたりするのでこれくらいの焼きでいいんだと思います。
店員さんの接客は素晴らしかったですね。駅ビルという忙しい中にありながら、高水準の接客をキープできているのはすごいことだと思います。
食後に一口サイズの冷たい抹茶が出てきました。
ちなみにこの店、お会計のところでテイクアウトもできるんですが、お会計のお姉さんに「このテイクアウトは新幹線の中に持ち込むことを想定されてるんですか?」と尋ねたところ、「はい、そのつもりで売っています」とのこと。「匂いテロにならないんですか」と尋ねると「なると思います(笑)」だって。まぁ鰻屋さんは周囲に匂いを振り撒いてなんぼというところもありますから、匂いテロ上等なのかも知れません。
コメント