Apple Watch の標準バンドであるスポーツバンド。すでに2回ほど装着時に Apple Watch を落下させてしまい、これはいかんなーとソロループ(アンカーブルー)を買いました。あとフォーマル用にスレートリンクブレスレットも買いました。
長さを比べるとこうなります。ソロループだけ短いです。ソロループは長さ別に製品化されており、Apple Store の Web ページから型紙をダウンロードして手首寸法を測定し、自分に合った長さの製品を買います。私は「9」でした。実際に測定すると「8」と「9」の中間だったのですが、ソロループは伸びると聞いていたので迷わず「8」を購入。しかし、半日着けても痛みが収まらず、外したあとにはくっきりと跡が残るほどだったため、返品して「9」を買い直しました。それでも他のバンドよりは短いです。
ソロループの感想ですが、標準のスポーツバンドでも充分着けてない感じがしたのですが、これはさらに着けてない感じが強まります。腕時計じゃなくてスマートウオッチ、ある意味センサーですから究極のつけてない感を目指したであろうことはよくわかります。これはいいですね。もう普段はこれで決定です。このバンドが登場した時にやれきついだのゆるいだの大騒ぎだったことが記憶に残っていますが、その気持ちを今ごろ追体験しました(笑。
次にスレートリンクブレスレット。見た目は高級腕時計のようですが、実際に触れてみると世間で言われるほど高級感はありません。Apple Watch Series 11 とこのバンドで合計 12万円ですが、市販の 12万円の時計の方が高級感はあると思います。なお素材はステンレスです。
ただ、このバンドもソロループ同様、あくまでスマートウオッチ用としてのバンドはこうあるべき、という観点で考え抜かれてるなという気はします。金属バンドにしては装着感がとても希薄です(褒め言葉です)。まるで一般の高級腕時計が価格に見合った存在感を出そうとしているのとは対極的に、これは装着感を消そうとしている意図がよく伝わってきます。
なお説明書によると Apple Watch への着脱時は2ピースに分解した上で装着するよう指示がありますが、それはこのバンドが左右方向に遊びが少ないためで、この写真のように器用に2つの接続部を同時にスライドさせれば分解せずとも着脱可能です。
一般の金属バンドの腕時計は長さ調節の際は専用工具を使ってコマを抜いたりしますが、このリンクブレスレットは1コマごとにボタンがついていて、それを押すことでコマを外せるようになっています。ここはすごいコストのかかり方です。
外したコマを収納する袋も付属していますが、初期モデルの方がこの袋に高級感があったらしいです。
バックル部分はボタンを押すと両方向に均等に展開します。普通の腕時計ではなかなか見ない機構で、左右どちらの手に装着しても同じ使用感で装着できそうです。
バックル部の印字。Apple っぽいですね。この辺の造形でご飯お代わりできちゃう人いるんじゃないですか?
G-SHOCK や Apple Watch により、フォーマルな場での腕時計もだいぶシリコンバンドを見かけるようになりましたが、私は古い人間なので金属バンド派。子供の頃、革バンドも使っていたのですが、汗かきなのですぐ臭くなったり劣化したりするので、フォーマル/ビジネス用途には金属バンド一択です。
コメント
Apple Watchは初代から何代か買い換えて使い続けています。
仕事の時はミラネーゼループを付けた最新型、帰宅すればスポーツバンドの旧型を付け、入浴時以外はずっと付けています。
スポーツバンドを付けたSeries6で運動もしますが、スポーツバンドが外れると言うのは想像しにくいのですが・・・。
デビルマンの変身シーンのように吹き飛ばしてしまう?w