壊れているのにツマには「まだ使えるから買う必要なし」と却下されているリビング扇風機。どう壊れているかというと、首の上下向きが固定されず、常に斜め上を向いている。つまり、寝転んでいる状態で風にあたることができない。「上だけ涼しければいいではないか」という。ヨクナイヨ。
個人的にはパナソニックの扇風機が欲しいのだが、どうも複数の筋から聞いた話では、パナソニックは例の扇風機火災事故以降、表だって扇風機を販売しなくなったようだ。今はいわゆるチェーン店(パナソニックのお店)でひっそりと高値で売っているだけらしい。従って、ヨドバシなどに行ってもパナソニックの扇風機はもはや入手不可能である。
パナソニックがダメとなると、あとは三菱、東芝、三洋、日立あたりから選ぶことになるが、次点として森田電工やドウシシャ、山善あたりが信頼の置けるところではないかと思う。
なお、私の扇風機の選択条件は以下の通り。
・リズム風が付いていること。
・羽の枚数はできれば多い方がいい。
・コンパクト収納。
・リモコン不要。リモコン必須は論外。
上記の観点で店頭で物色した結果、気になった扇風機をリストアップしてみる。
まず三菱R30-MK。ごくごくベーシックな操作性で、ボタンがまぁまぁ大きく、脚の指先でも操作はできそうだ。特筆すべきはモーターが密閉されており、ホコリがかなり入りにくい構造になっている。長寿命化には大変有利な方式だと思う。
次は森田電工のMF-TE30AA。タッチスイッチに触れるだけで操作できる。また通常、首振りは羽を回すモーターと兼用するが、本機は左右首振り用に独立したモーターを備える贅沢な設計である。そのため、首振りのON/OFFがモーターの上にあるツマミではなく、タッチスイッチに触れるだけで制御できる。ただタッチボタン自体はやや小ぶりで、足指での操作は難しそうだ。タッチスイッチのほかに機械式の電源スイッチがあり、待機電力を節約したり、子供の誤操作防止には役立つだろう。
最後はサンヨーのEF-30SS。これは羽を囲う網の部分に触れると「ピピピピピ」と電子音がして羽の回転が停止するという、子供のケガ防止に大変優れた機能が付いている。面白くてつい何度も触ってしまった(笑 もちろん、移動のために網の後ろ側の持ち手を掴んでも羽の回転は停止する。本来移動時は羽は止めるべきなので、これが正しい姿だろう。値は張るが、子供がケガするコストを考えれば安いくらいだ。羽に触ったら痛いと言うことは、もっと安全な扇風機で学べばいいことだ。
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