ハードカバー版は持っているのですが、内容が違うと聞き、文庫版の「田宮模型の仕事」を買いました。
概ね全編にわたって増補されてるんですね。ハードカバー版は戦車の話が多かったですが、単行本版はそれに加え、飛行機模型やウォーターライン、F1モデルなどの開発秘話が増えています。写真も増えてますし、ハードカバー版を持っていても買って損はないと思います。
なんかこれを読むと、ガンプラって異端だなぁ…という印象を強く持ちます。プラモデルという同じ括りではありますが、スケールモデルとガンプラって成り立ちから目指すものまで全然違うと言いますか。ガンプラは「フィギュア」を目指してるんですけど、スケールモデルは「手の上の実物」を目指してるんですよね。
ガンプラばかり作っている状態からこの本を読むと、何か自分が大事なことをやり忘れている気がして、スケールモデルを急に作りたくなります。
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コメント
[…] 前回ブログで「寸法の縦横高さの比率がテスラとトミカで違う」と書いたら、クマデジさんが持っている「田宮模型の仕事」の中に、正確にスケールダウンすると間延びして見えるので、ものすごくデリケートに縦横の比率を弄る、的なことが書かれているそうで唸りました。 スケールモデルって正確さに価値があると思っていたけれど、単純なリサイズでは視覚的に正確にはならない、ということでしょうか、奥が深いなあ(今回の場合は奥行きが深い、ですが) […]