遺言セット

不景気が続くと内省する機会が増えるせいか、自分の死後に遺された人たちへの思いを馳せる機会も増えたように思います。ぱっと思いつくところでは財産分与や保険加入状況の伝達などが気になるところですが、最近は「遺言セット」なるものが売られているようで、それを使うとそこそこ漏れなく書けるようになっているようです。


当ブログの読者の皆さんなら、課金系ネットサービスがむしろ気になるかも知れません。最近twitterが利用者死亡時のポリシーを示しましたが、まぁ無料なのでよほど著名人でもなければアカウント放置でも問題ないでしょう。ケータイ電話も各キャリアの窓口に行けば何とかなるでしょうけど、私の場合ですとLivedoor Blogの課金とか、yahoo premiumとか、遺族が引っ越すのであればフレッツとかプロバイダとかどうするの?という問題はあります。

簡単かつ網羅性が高いのはクレジットカード全解約なんでしょうが、死に方によっては本人のクレジットカードにアクセスできるとは限らないですからねぇ。

とまぁここまで書いていて思ったのですが、結婚前に予想していた結婚後の生活と現実が違うように、そして子供が生まれる前の想像と現実の子育てが全然違うように、生前の予想というものも実際亡くなった後では稚拙なものに感じられるのかも知れません。

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