チャイルドシートメーカーのリーマンから、非常に安価なジュニアシートがリリースされました。
HIGH-BACK Jr Tourer AIR
ベストセラー TAKATA takata312-smartfix juniorや、TAKATA 312-neo、そしてコンビ ジョイトリップ EGと同様に、ECE R44/04に適合しながら価格は1/3という安さ。（ちなみに日本では「形式指定基準」というのが従来はありましたが、2012年7月から「ECE R44/04」に完全移行しています。）
難点はTAKATAのように成長に合わせてシートの幅が広がらないことですが、いかんせん価格が1/3ですからそこまで求めるのは酷でしょう。幅がキツく感じられる頃には「座面だけ取り外して」の運用で良い、と考えるかどうかですね。メーカーでは背もたれ込みで身長120cm/25kgまで、座面のみで138cm/36kgまでの利用を想定しているようですが、TAKATAの方だと背もたれ込みで150cm/36kg(12歳)頃まで使えるようです。
あとはクルマ側のシートベルトの位置にもよるでしょうね。我が家のクルマは比較的後席のシートベルトが低い位置から出せるため、130cm/25kg(9.5歳)で座布団を使うことでクルマのシートベルトが首に掛からなくなりました。そこで子供の意向もあって、ジュニアシートTAKATA 312-neoをやめて「座面だけ」の運用も飛ばして、「座布団」（笑）に移行しました。
日本の気候にあわせて「空気を通しやすいニット生地」というのも要所を押さえていていいですね。結構汗（寝汗）をかきますので。デザインも欧州風で高級感がありますし、「幅の調節ができない」点のみ理解した上であれば、これはベストバイのように思います。
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