E657系「ひたち」初乗車

651系(スーパーひたち)/E653系(フレッシュひたち)に代わる、E657系スーパーひたち/フレッシュひたちに初乗車しました。出張…と言いたいところですが、上司に言って納得して貰える話ではないので、休みを取って、自腹で。

s_hitachi_1

E653系にあった5色の茨城のテーマカラーはなくなり、車体色は「梅」をイメージさせる1色に統一されました。

s_hitachi_2

E653系にあった座面前後調節がなくなったのが少し残念ですが、座席の前後ピッチは少し広くなったようで、着座環境は確実に改善されています。651系と比べると前後ピッチは僅かに狭くなっているようですが、形状に工夫されているせいか、狭さは感じられません。(もっともこれは普通車の話で、グリーン車はむしろ悪化しているという話もあります。まぁ乗ることはないので…(笑)

しかし驚いたのは乗り心地。乗り心地が悪いことで有名な常磐線、線路引き直した?というくらいスムーズな乗り心地です。これは本当に驚きました。調べてみると「フルアクティブサスペンション」が装備されているようで、なるほど、それが滑らかな乗り心地の秘密なのでしょう。

ところがフルアクティブサスは先頭車両(前後端)とグリーン車にしか装備されていないようで、帰りにたまたまフルアクティブサスでない2号車に乗ったところ、「この揺れ、この揺すられ感こそ…常磐線よ!」と安定の常磐線クオリティ(苦笑)。

また、先頭車両とグリーン車以外は漏れなく動力車なので、騒音も大きくなります。すなわち、このE657系ひたちは、先頭車両とグリーン車だけが「動力がなくアクティブサスが付いている」=「静かで滑らか」な乗り心地。グリーン車はともかく、同じ料金払うなら絶対に先頭車両に乗るべきだと思いました。

s_hitachi_3

車内Wi-Fiが使えるようになったのも大きな変更点。但しBBアクセスポイントか、UQ Wi-Fiの契約が必要になります。au系も何かサービスが欲しいところです。常磐線の北の方、LTE入らないし…。

s_hitachi_4

各座席の読書灯はなくなりましたが、室内の平均照度がアップし、各座席にコンセントがつきました。これは嬉しい。もちろん取手 – 藤代間で電源切り替えが行われる際には一瞬、給電が切れます。

s_hitachi_5

にしても、茨城の空は広いなぁ…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました