ウオッシュレット、壊れる。そしてMP770の箱から…

新婚時から使っていたTOTOウオッシュレット・アプリコットが壊れた。稼働開始から12年目だ。動かないというわけではなく、水漏れがするようになってきた。調べてみると中のメカから漏水しているっぽい。

食洗機の水回りは直したが、これはちょっと直す気になれない。
というのも、手元にもう1台、温水便座ががあるからだ。

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そんなわけでクローゼットから登場したもう1台の温水便座。どう見てもCanon MP770だが、それにはワケがある。そもそもクローゼットに温水便座が仕舞ってある時点でワケありまくりだろう。こんなものが仕舞ってあるから我が家はいくらスペースがあっても足りないのである。

ワケを説明しよう。

2001年に結婚して以前のアパートに入居した際、そのアパートにはウオッシュレットが付いてなかった。そこで自分で買って取り付けた。TOTOのapricot、わりと良いモデルだった。当時でも7万くらいしたと思う。

そして2005年に転勤して引っ越した際に、そのウオッシュレットも一緒に引っ越した。しかし引越後のアパートにはすでに温水便座が付いていた。新築アパートだったので、温水便座はまだ未使用。と言うことで、持ってきた方のウオッシュレットをまずは寿命まで使おうと、アパート備え付けの新品の温水便座を外し、引越後に空いていたCanon MP770の箱に仕舞っておいたというわけだ。

washlet2

そんな訳で8年の歳月を経てついに出番が来た温水便座。INAXなのでウオッシュレットとは言わない。「シャワートイレ」だ。

よし、これでクローゼットが少し空いた。
ガンプラで言えば、マスターグレードの箱が4機分くらい空いた格好だ。

washlet3

久しぶりの水回りメンテだったのでちょっと難儀したけど交換完了。
トイレだけ新築の匂いになりました!(ぉ クンカクンカ(←
いやぁトイレにも新しい工業製品の匂いってあるんだねぇ。

しかしこの温水便座を使ってこなかったのは、単に持参したウオッシュレットがあったからだけではない。実は、このようなサイドタンク式の温水便座は、座ると痛いのだ。私は体が大きいため、上の写真で言うところの「止」ボタンは太ももの下敷きになる。ボタンが押しにくいのは当然として、そもそも座るだけでサイドタンクが太ももに食い込んで痛いのだ。体重もかかっているので、サイドタンク部が折れるのは時間の問題ではないかという気もしている。

そんなわけでサイドタンクのないウオッシュレット・apricotはとてもありがたい存在だった。最近ではINAXもサイドタンクレスの瞬間湯沸かし式をリリースしているようだが、私に言わせれば「気がつくのが遅い!」である。

という訳で、「止」ボタンを押すにはお尻を上げないといけないので、それでは困ると、別売のリモコンを買うことにした。もうここには1~2年しか住まないと思うけど、それでもちょっと不便すぎるので。

ある春の日、右の太ももの裏を真っ赤にしながら記す。

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