運動会

今日は運動会の方が多かったようで。我が家も2人の子供の小学校の運動会。運動会の定番はAPS-CデジイチL+高倍率ズームなのだろうけど、私の場合高倍率ズームは運動会くらいでしか使わないので持っていない。結果、ホコリっぽい運動会会場でレンズ交換を避けるため、ここ数年はボディ2台体制。

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それでもワイド側を受け持った5D2のカットはテレ側の5D3の1/50程度の枚数だった。でも運動会で引きの写真があるのとないのでは結構印象が違うので、意識的に撮るようにしている。運動会における引きの写真は、定食でいえば漬け物のようなもの。

とはいえ運動会写真と言えば、私の場合、あとで見返す機会が少ないジャンルの写真の1つ。そう納得してからは、あまりガツガツ撮りに行かない。人垣の後ろの方から前の人の頭の隙間を縫って撮るスタイルが多い。今年は脚立が禁止されてしまったので、余計そういう格好になる。

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ところで、
近年教育現場では勝ち負けを決める機会が減っており、運動会は勝敗が付く数少ない機会。学校側は意識しているわけではないのだろうけど、うちの子供たちは兄弟で同じ「紅組」になった。そして今日の結果は「白組優勝」。

白組紅組は毎年再編成が行われるが、上のムスメ(小5)の場合、小学校入学以来の勝率は1勝4敗だ。5年間で1勝しか経験がないという児童になる確率は 5/(2^5) = 15.6%、5年生は120人いるのでムスメの同級生には同じ境遇の児童が約19人いる計算だ。結構いるなぁ。同じロジックで言うとまだ小学校入学以来1勝もしていない確率は3.13%、人数で言えば約4人いることになる。可哀想すぎる。

仕事でもそうだが、「勝利経験」は有用だ。勝った経験がない子供は、勝ち方を知らないのかも知れない。大玉送りの動きなんか見てると余計にそう思う。

「うぬぼれるんじゃないアムロ君! ガンダム一機の働きで、戦争に勝てるなどといった甘いものではないんだぞ!」

そうは言ってもチームを勝利に導くのは、個人のパフォーマンスの総和だ。「楽しかったね、残念だったね」で済まして欲しくないのだが、当の子供たちはあっけらかんとしている。どうしていいものやら。


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