公文のスタディ将棋

下の子が将棋に興味を持ち始めたので、公文の「スタディ将棋」を買ってみました。

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特徴はご覧の通り、駒に移動可能方向が書いてあること(笑
ゆとり乙という単語が口をついて出てきそうですが、これは放っておいても子供たち同士でプレイ可能なので、親としては呼ばれる回数が格段に減り(笑 大助かりです。
最初、ごちゃっとした印刷に目がチカチカしましたが、1日で慣れました。

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ただ、「桂馬」の動きはなかなか覚えられませんね。よく見るとほかの駒と比較して「桂」「香」は位置が違うなど工夫もされているんですが、伝わらないようでした。

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素材はベニア感満載ですが、それでも子供たちは木の香りに感激していました。安価な駒であればもう少し重量のあるプラスチック製の方が打ちやすいと思いますが、木製の駒のセットで、盤面もそこそこ厚みがあり(ただし裏側は中空)、盤面折りたたみ機構のあるもの、という条件で絞り込むと、このスタディ将棋は特殊な印刷を抜きにしてもお買い得です。

もっとも、昔実家が木材関係の仕事をしていたため、子供の頃から重さ10kg以上はあるであろう無垢の将棋盤で指してきた身には、まったくフィーリングは物足りません。当時は全く疑問に思いませんでしたが、現在あの指し心地を再現しようとすると際限なくお金がかかることに気がついて、失ったものの大きさに軽くショックを受けているところです(笑

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今のところ私と対戦する場合はこんな感じ(飛車格落ちどころか王と金2枚…って何ていうんでしたっけ?)でも10分かからずに勝敗がついてしまいますが、子供の吸収は早いので、スタディ将棋を卒業する日は意外と早いような気はします。だって皆さんも、こんな赤矢印なくたっていつの間にか動きは覚えたでしょ? それでも習得の初期段階で動きがわからなくなるたびに子供から呼び出しを受ける手間から解放されるだけで、価格分の価値はあったと思います(笑

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