iPod nano (ムスメ用)

ムスメに貸しているiPod nano 第二世代 (2006年モデル) のバッテリーが充電してもすぐ放電してしまうので、6,800円かけてバッテリーを交換しようかどうか悩んでいたのですが、いつの間にかnanoは 4,800円になってるじゃないですか。うーん、ずっと6,800円だと思っていたのでちょっと肩すかし食いましたが、まぁ、バッテリー交換か買い換えかを悩んでいた訳です。

そこにApple製品値上げの気配。例の「あんまり安くないiPod touch エントリーモデル」が出た瞬間に「nano買っておこう」と思いついたのですが、「今貸している真っ黒なnanoと違って、ムスメの好きなパープルにしよう。そしたら折角なのでApple Online Storeでムスメの名前をレーザー刻印(無料)で入れてあげよう。注文を間違えないように家に帰って落ち着いてから発注しよう」と考えていたところ、いざ発注の段になったら既に値上げされてるし!6時間前には値上げされていなかったのに!



慌ててまだ値上げされていなかった某オンラインショップで注文。Apple Storeではないので名入れはできませんでしたが、ポイントを注込することができたので、現金としての出金は抑えられました。ええ、錯覚だと思います。

ムスメは容量を1GBも使ってないので、本当はiPod shuffleくらいの容量で全然構わないんですが、さすがに画面がないと任意の曲を探しにくいしというのがnanoにした理由。一方でSony Walkmanなら6千円台で小容量(2GB)の液晶画面付きの機種があるんですが、自分自身は音質に拘るためにいちいちWindowsを立ち上げて同期する面倒くささを耐えてWalkmanを使っているものの、さほど音質に拘らないムスメの場合は何よりも母艦との同期の手間を省きたかったというのもあります。

で、iPod nanoですが、もはや何世代目か把握していませんでしたが(笑 7世代目でしょうか。タッチパネル操作が可能なのでまんま「小さいiPhone」的操作感なのですが、ホームボタンの印字が角が取れた四角ではなくて丸だったり、画面中の各アプリ(機能)のアイコン外形がやはり丸だったり、これはiPhoneやiPod touchと違ってアプリをユーザーが自由にインストールできないことを表しているのでしょうか?



左側面の物理ボタンは一体型ながら上下を押せば音量調整、中央を1回押せば再生/停止、ダブルクリックで次の曲のジャンプ、トリプルクリックで曲の先頭(or 前の曲)にジャンプなど、見ないで操作するボタンとしては優れており、私が愛用しているウオークマンA860シリーズと比較して羨ましい部分。A860はちょっと指でボタン形状を探らないとボタンの機能が把握しにくい上に、再生停止しようとしてスキップしちゃったりとか誤操作もあるので、nanoのボタンは羨ましいところです。



音質は可もなく不可もないといったところ。ウオークマンA860シリーズと比較するとメリハリがなく乾いた感じの音ですが、比較試聴しなければ不満はないと思います。但しイコライザプリセットを変更すると音量が盛大に変化してしまうのはちょっと使いにくく、明らかにウオークマンにアドバンテージを感じる部分。

液晶はRetinaでない液晶としては標準的、視野角が狭いのも電車の中などでの覗き見予防になると考えれば悪くないでしょう。

iPhoneやiPod touchと比較すると似た操作系ながらトキメキ度がまったく少ない製品ですが、音楽を聴く実用機としては充分です。エレクトーンを辞めてしまったので演奏のリファレンスプレーヤーとしての用途が希薄にはなってしまいましたが、5~6年は大事に使ってくれるといいなぁ。

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