6月のAmazonプライムセールのときに、LINKSYS VELOP(デュアルバンドモデル)を追加購入しました。iPhoneなどのWi-Fi子機側に依存させる「メッシュWi-Fi相当」ではなく、親機が協調制御するメッシュWi-Fiにしてみたくなったためです。
これにて AirMac Time Capsule はお役御免。さて、Time Capsule用のHDDが使えなくなりバックアップ先が路頭に迷ってしまいましたが、どうしよう… こうなったらNASを設置するのが正攻法なのでしょうが、もう予算がナスなのでとりあえずTime Capsuleにぶら下げていたUSB HDDをiMacに直接接続しておきます。五月蠅いけど。
今までAirMac Time Capsuleをペア組んでいた左のVELOPに、右のVELOPを追加。説明書通りの手順で両機をペアリングして、メッシュを形成します。スムースに設定するため一旦使用中の方も初期化をして、最初からセットアップしました。設定はランプの色を確認しながら半自動で進められるので、時間はかかりますが困るところはありません。
設定完了後、片方を一階に、もう片方を二階に設置。そして IO DATAが配布するiPhoneアプリ「Wi-Fiミレル」を使って、ヒートマップを作ってみました。
こちら二階。リフォーム前の図面なので若干間取りが違いますが、中央付近に設置した1台で概ね網羅されています。
こちら一階。設置場所は図面で言う左下なので、右上(玄関)の電波が若干弱いですが、まぁ問題ないレベル。ちゃんと右上が弱く測定結果が出るのが面白いですね。
そして何より、大幅な速度アップ。一階の家の真ん中あたりで測定した結果、AirMac Time Capsule での速度(左)に対して、VELOPでの速度(右)。廉価なデュアルバンドモデルでも2017年のAirmac Time Capsule よりこれだけ速いのですから、進化の過程の無線LAN機器は高いのを長く使うのではなく、安いのをこまめに買い換えた方がいいですね。
ちなみに今回、VELOPをブリッジモードではなくルーターモードで設定し、すなわち二重ルーターにしてみましたが、外出先からアクセス可能な「パナソニックの監視カメラ」「RATOCの家電リモコン」「DIGAのリモート視聴」の全てが問題なく動作しました。ただ一点、PS4のゲーム「ザ・クルー」のオンラインモードだけ動作しませんが、これは二重ルーターやPnPが問題なのではなく、元々IPV4 over IPV6 (IPoE接続) にした時点で使えなくなっていたものです。困ったものですが、PS5が出てしまった今ではUBIソフトまたはSIEはこの問題を修正する気はないのでしょう。
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