ゲームチェンジャー SONY α7R / α7

フルサイズの意義って何だろう?

高感度? でも昔のフルサイズより今のAPS-Cの方が暗所に強いよね。
35mmフィルムの感覚が生かせる? もうその感覚をつかんでいる人は少ないでしょう?
周辺減光? APS-Cでは「やれない」わけではなく「たまたま少ない」だけでしょう?

そう考えるとフルサイズって、都市部におけるマイホームとかマイカーに近いなぁと。理性で考えれば必ずしも必要ではないけれど、所有欲を掻き立てられる存在。心の中の言い訳は「人は理性でのみ生きるにあらず」だ。

Eマウントにフルサイズセンサーが入ってしまうことは昨年秋にNEX-VG900が証明してしまったわけだけれども、あれから1年、ついに静止画に軸足を置くEマウントカメラにもフルサイズセンサーが搭載。

ILCE-7K

α7R / α7。また1つ、従来のミラーつきフルサイズカメラ(たとえばEOS 5D3やNikon D800)の牙城の一角が崩されたなぁ、という印象。

もちろん、性能を限界まで追求するのであればそれなりの大きさのレンズが必要(ここの物理的制約からカメラはまだ自由になっていない)ではあるものの、それでも本体が小さいことはあらゆる可能性が広がる。

α7R / α7で立派だなぁと思うのは、

・今までのEマウントレンズ(FEではないレンズ)を付けた場合でも、クロップして撮影できる。
・防塵防滴。

特にα7をAPS-Cクロップした場合には1,000万画素相当の画質になり、これはなかなか渋いモードではないだろうか。

ところでこのカメラが出てもなお、フルサイズEOSやNikon Dを使う理由は?

・レンズラインナップの厚さ?
・動体への食いつき能力?
・機敏な挙動(起動の速さを含む)がもたらすチャンスへの強さ?
・大きなレンズを支えるにふさわしい堅牢さ?
・光学式ファインダーがもたらす没頭できる視界?
・立派な見た目(押しの強さ)
・圧倒的なバッテリーの持ち

なんか一般ユーザーのほとんどは関係ない項目のような気がする(笑
少なくとも「フルサイズといったら最低でもこれになっちゃうから…」という消極的な理由でEOS 6Dを買うようなユーザーにはα7 / 7Rはピッタリだと思う。

フルサイズEOSを愛用するユーザーとしては、α7Rよりもα7を推す。
理由は3つある。

(1)7Rの3,600万画素はNikon D800を見れば解るが性能を引き出すのが大変。レンズは7Rに不釣り合いな大きさになる。2013年時点で感度と精細度のバランスのいい画素数は2,400万画素。
(2)AFが速い。
(3)それでいて価格が比較的買いやすい。

α7のレンズキットの20万円を切る価格は、バーゲンプライスだと思う。しかしその一方で、20万円前後もするカメラにバッテリーの単体充電器すら付いてこないのか…という気持ちもなきにしもあらず。もう少し「自分がこのカメラを買うとしたら」という想像力を働かせたパッケージングが欲しい。

そういえば今回、NEXの名を今後捨てることが発表された。
事実上のEマウントによる「α」ブランドの乗っ取りか。
市場でのEマウント/Aマウント間の「誤」購入対策、Aマウントの終息のさせ方に興味が尽きない。


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「ゲームチェンジャー SONY α7R / α7」への1件の返信

  1. おはようございます。
    現在、α57ユーザーですが、元々APS一眼(Vectir S-1)ユーザでもあります。
    NEXのマウントアダプターに興味があるものの、
    Vマウントが使えないので、とても悔しいです。
    今回発表されたα7R/α7ですが、
    どの辺が“誰も作らなかった…”なのか、正直よくわかりません。
    ハッキリ言って、ガッカリです。
    パナのGX7のように、手ブレ補正まで対応していたら、
    完璧だったのですが…

    多分、EVFを廃したモデルも出ると思うので、
    その時まで、様子見でしょうか?
    やっぱり、ミノルタの遺産(Aマウント)は、終息ですよね。
    自分もそう思います。

    そう言えば、NEX-6は活躍しておりますでしょうか?
    購入後、どのように活用されているか、気になります。

    ではでは。

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