今年一年を振り返る(製品編)

今年自分で買った製品を振り返って見ると、手堅いものばかり買ったなぁという印象があります。iPad Airとか、MacBook Proとか、NEX-6とか、EF 100mm F2.8L Macroとか、「そりゃ、それ選んでおけば間違いないよね」というようなものばかり買っていて、キワモノ的な面白さに欠けていたと思います。これが歳をとると言うことなんでしょうか。

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自分で買ったものの中で印象に残ったのは、DP3 Merrillと、Touit 32/1.8ですね。どちらもカメラ関係ですが。DP3 Merrillは破格のキャッシュバック施策によってついウッカリ…という面は否定できませんが、DPシリーズ最新作となるその写りは鳥肌モノ。ISO感度が実用上400くらいまでなのと、中望遠なのに手振れ補正がないのが歩留まりを低下させる要因ですが、そういう暗いときは素直にNEX-6を使ったほうが幸せになれると思います。地味にマクロも使えるのも嬉しい。本当にいろんなものを撮って描写を楽しめます。

Touit 1.8/32はZeiss純正だわEマウントだわAFだわ前衛的過ぎるデザインだわでおそらくカメラ史に残るであろうレンズだと思いますが、期待に違わぬ描写力、そしてその一方で「アレ?」というようなAF駆動速度が良くも悪くも印象的でした。ソニーのZeissブランドレンズの方が見た目はよりZeissらしいんですが、Touitを触ると「ああやっぱりこっちが純正Zeissだ」という思いがします。

もう1つのTouit、2.8/12の方は「みんぽす」経由でお借りしただけでしたが、広角単焦点で10万円越えの描写は、さすがにこうなるのか!という唸らせられたのが記憶に新しいです。これで撮った何点かの作品がZeiss社の店頭サンプルに採用されたのもこそばゆい思い出です。

買わなかったものの中で印象に残ったのは、ソニーα7/7Rですかねぇ。なるなるといわれてきてようやくフルサイズ化したNEX、それがクラシカルなデザインで出てきたのも意外でしたし、NEXブランドを廃して「α」の名前一本で来たことも驚きでした。α7の方は価格も想像よりは安かったですし、ちょっと心が揺らぎましたが、出たタイミングでMacBook Proも買ってしまったし、踏みとどまりました(笑

あとはMacProですね。自分的にはMacProと言うよりは、PowerMac G4 Cubeの再来のような気がしてならないんですが…。ああいう従来の枠に囚われない設計は、好きですねぇ。

さて、来年はどのような製品が出てくるでしょうか。
アップルの製品の進化が飽和しているように感じる点と、従来型のデジタル一眼レフの行く末が気になります。

カール事務機じゃないと思いマス。

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