仕事で本厚木へ。
学生時代に住んでた街ですが、卒業後も学園祭などで何度か来ることはあったものの、必ずクルマで来ていたので、電車で来てこの駅で降りるのは22年ぶり。
本厚木駅舎で何よりも思い出深いのは、父と食べたカレー。大学への入学手続きに来た26年前、ここに着いたのが既に昼だったので、まずはお腹を満たしました。そのとき食べたのが駅ビル一階か二階にあったカレー屋なのですが、現在そのエリアが工事中で店が見当たりませんでした。
今回もちょうど昼時に訪れたので、当時を思い出して当時のカレー屋でもう一度食べたかったのですが、叶いませんでした。
専門店のカレーなので、ルーが主体で具らしい具が入ってなかったんですね。まぁ小洒落たカレー屋では良くあると思うんですが、父が田舎に帰ってまで「あのカレーは具が入っていないひどいカレーだ」と散々グチってたのが、私にとっては笑い話です。
その父も体調を崩し、今ではカレーなど食べられる体ではなくなってしまったのですが、きっとあのカレーをまた食べたら涙してしまったと思うので、これで良かったのかも知れません。
さて、カレー屋が見つからなかったので、代わりに入ったのは神田グリルという洋食屋。厚木に来てまで神田ってどうなのとは思いますが。おっさん一人にはこそばゆいほどの丁寧な接客でした。
ビーフカツレツランチ、950円。
ただ、味が上滑りするとはまさにこのことで、どうも美味しく感じなかったです。ちゃんと作ってあるので食べたいときに食べれば美味しいんだと思うんですが、どうもこのときの私はビーフカツレツ腹ではなかったようで…。
では何腹だったのか?と言われても、判断つかなかったのが正直なところ。ハゲ天のランチ天丼と迷ったんですが、想い出を辿っていたせいか、見た目にカレーライスに近いこちらを選んでしまいました。
添え物のポテトはただのマッシュポテトではなく、ザワークラウトのようなハッとする酸っぱさでした。
26年も経ったら、そりゃ変わるよね…色々と…。
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