■母のiPadの件
データシェア契約をしているのでWi-Fiを全く使わないという状況下での通信量が7GB制限に引っかからないか心配でしたが、auのWebで確認したところ1日あたり0.05GB程度のようでした。今後使い慣れてくると増えてくる可能性はありますが、まぁこんなものでしょう。
iPad自体の設定で「文字を大きくする」「文字を太くする」設定があり、ほとんどのオブジェクトは大きく表示されて押しやすくなるのですが、Safariのタブを閉じる「×」だけが一向に大きく表示されないので、そこは難儀していたようでした。
あとどうやってもこれは理解不能だなと思うのは、LINEの音声通話/テレビ電話着信。iPadのロック画面に着信があったことを示す表示が出て着信音も鳴るのですが、ロック画面の解除をするとホーム画面に遷移してしまって「LINEアプリが呼んでいる」というのが分かりません。ロック解除でLINE画面が起動してくれればいいのですが、何らかの不具合なのか、そうはならなかったです。ホーム画面で着信音だけが鳴り続けるので、「この後どうしろって言うんだよ!」と軽くパニックになりますねぇ…。
あとはアプリの評価採点を求める通知とか、有料版購入の案内とか、アプリ版とWeb版の違い(朝日新聞など)とか、そういった概念も理解が難しそう、または煩雑そうなところでした。
■父のらくらくホンの件
多少は喜んでくれたようですが、まず「らくらくスマホ」でない点に軽くガッカリしていたようでした。
いまスマホからガラケーの回帰の流れももあるんだよ、こっちの方が持ちやすくて通話しやすいでしょ?とは説明しましたが、「まぁアレは基本料も高いんだろ?」とそれなりに理解していたのには驚きました。一方で、ガラケーなのにメニュー選択時に思わず液晶画面を押してしまうなど(らくらくホンは画面を押しても何もおきません)、やはり周囲がスマホだらけだとそういうものだと学習してしまうようです。
カーソルキーは難しそうでしたね。上下左右キーに別の機能が振られているのは良くないですね。たとえば上キーはメールを開く機能も持たされていますが、父にとってアレは「メールを開くキー」であって、「上キー」ではないんですよね。上下左右キーのような普遍的な機能を持つキーは、他の機能を割り振るべきではないと思いました。
メール受信画面を開いて「なんだ、誰からもメール来てないじゃないか」とガッカリしていたのは笑い話。新品のケータイにメールがいっぱい来てたら怪しんじゃないか!(笑)
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