2012年7月に購入したtotes A201の骨が折れました。
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数ヶ月前から骨のアルミの部分が何本か曲がる症状が出て、その都度曲がりを直して使っていたのですが、ついに金属疲労で断裂。軽くて短くてカバンに放り込んでいても負担にならない傘でしたが、僅か2年半で壊れるとはちょっと華奢すぎる気がします。
弱さの原因はアルミニウム骨にあったことは疑いようがなく、どこのメーカーで作ってもアルミで骨を作ったらこうなるだろうな、というのは何となくわかります。なので、買い替えに当たっては重量が犠牲になってもアルミ骨でないものから選ぶことにしました。
totesというメーカー自体は気に入ってて、特に生地の発色がいい上に長期にわたって撥水性を維持するのはいいなぁと思っていました。前回買うときに迷ったクニルプスも今回も候補に挙がりましたが、やはり価格がネックで諦め。日本製にもピンと来るものがなく、結局はtotesの非アルミ骨の定番、A254 を買いました。
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折りたたみ時のサイズと重量は、A201の25.5cm / 205gから、 A254では 30cm/315gと大型化してしまいましたが、骨の強さとトレードオフなので仕方ありません。長さ30cmは私のカバンに縦に入れられるギリギリの大きさです。あと1cm長くなったら入りません。
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自動開閉機構付きですが、正直、自動開閉機構にはそれほど魅力を感じません。自動開閉機構ナシでチタン骨のモデルがあればそれを買ったと思います。
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ただ、自動開閉機構に耐えられるように骨が強化されているのではないか?という期待はあります。実際、見た感じからして太いです。
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骨の本数もA201では6本でしたが、8本になりました。これだけでも骨にかかる負荷はずいぶん違うだろうと思います。
自動開閉というからにはどこかで運動エネルギーを蓄えなければいけないわけですが、その秘密は軸にありました。伸びるときは自動で軸が伸びて傘も開きますが、畳むときに自動なのは傘までで、軸の部分は手で縮める必要があります。この際にばねに次に開く際の運動エネルギーを溜め込む必要があるので、軸を縮めるのは結構力が要ります。
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畳んだ傘を丸めておく幅広のストラップはtotesの特徴。シリコンゴム製のようなロゴバッジが付いていて、ここを掴んで引っ張ることで力を入れやすくなっています。
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持ち手のところのストラップはA201同様のネオプレーンに似た感触のゴムで、触り心地がいいです。
長持ちしてくれるといいなぁ。そこそこいい値段なので、4~5年は持ってほしいところ。
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