何件かお店を回ったら Knirps(クニルプス) (Amazon) のもなかなかよさげでしたが、値段を考えると、ここまでの高級品は求めてないと。よく解らないメーカーのはヤだけど、ちゃんとしたメーカーで、自動開閉も不要なので、折りたたんだときに30cmを軽く下回って、広げるとできるだけ大きくて、できるだけ軽量。価格もできれば2千円前後で。
そういう基準で選んだら、 totes の SLENDER MANUAL MEN A201-NAV に行き着いたというわけです。
SLENDER MANUAL は、totes 男性用折りたたみ傘の中で、最もスリムで軽量です。
開いた際も97cmと大きいので快適にご使用いただけます。
スペックは、
親骨54cm、直径97cm、天蓋骨6本
折り畳みサイズ:4.5×4.5x25cm
本体重量:205g
というところで、骨が6本というのは軽量化とのトレードオフなので仕方ないですが、直径97cmはちょっと私には小さかったですね。今使っているツマからのプレゼントの折りたたみ傘は折りたたんだときが38cmもあってカバンを選んでしまうのですが、広げると110cm以上ある感じ。長傘の130~140cmクラスでも足元やカバンはビショビショなので、97cmというのは本当に心許ない。でも著名メーカー totes を持ってしても、物理の法則(大きいものは畳んでも大きい)は覆せないことを知りました。
とはいえ、折りたたみ傘はあくまで緊急用で、本当に雨が降ると思ったら長傘を持って行くので、そう考えれば軽量で小さい SLENDER MANUAL MEN A201 は悪くありません。
その軽さゆえ、一瞬「華奢すぎるかも?」と思いましたが、骨はピアノ線のような部材を駆使して複雑な構成になっており、さすが名の通ったメーカーであることを感じさせます。
特徴的な極太の巻き取りベルトは、傘として使った場合にカサコソ音がするところが少し気になりますね。
一見華奢に見えるし、小さいし、最初は「失敗したか?」と思いましたが、ジワジワと高いバランスの上に成り立っていることが解ってきて、軽い気持ちで持ち歩ける1本として便利に使えそうな気がします。
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totes SLENDER MANUAL NAV A201(Amazon)
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