「アイコラ」フィギュア販売で逮捕

「ラブライブ!」キャラ頭部に別の体 改造フィギュア販売の男逮捕

フィギュアを無断で改造して販売したとして、茨城県警稲敷署は17日、著作権法違反の容疑で、●●●●●●●●を逮捕した。

(●●●●●●)の部分は人権に配慮して転載しません。

このニュースで私が驚いたポイントは2つ。

1.その手があったのか。
1980年頃…いや、もっと前からだと思いますが、雑誌付属のアイドルのピンナップを切り抜いて、別のピンナップに貼り付ける遊びがありましたよね。その後それがデジタル化、高度化されて、90年代後半年頃に「アイコラ」(アイドルコラージュ)というジャンルが生まれたわけですが、それを3Dの成形物であるフィギュアでやるという発想が「その手があったか」という驚きがありました。私ももうだいぶ思考の柔軟性がなくなっている気がしますね(;´Д`)

個人でやる分には構わないのでしょうが、これ組み合わせを検討するのに膨大な数の現物を入手した上で分解しないといけないので(仮にサイズが一致しても肌色の表現まで一致する組み合わせを探すのがかなり大変なはず)、趣味でやるにしてもコストがかなりかかりますよね。でもそれを商売にしたら著作権法的にアウトと言うことです。

昔テレビが4:3から16:9になる過渡期の時に、テレビ側に4:3映像を16:9映像に伸張して表示する機能が内蔵されていましたが、アレを使って公衆の面前で視聴させても権利侵害になるという話もありましたね。考え方としては「オリジナルの作者の意図とは異なる見せ方をしており、権利侵害」という意味で同じでしょう。

しかしフィギュアの首のすげ替えがアウトなら、ガンダムの身体にザクの頭を乗せて売りに出してもアウトという可能性がありますね。あ、ゼータザクはオフィシャルか。

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2.稲敷署サイバーパトロール
稲敷署にサイバーパトロールするチームがあったのに驚きです。いや、サイバーパトロール「隊」とは言っていないので、もしかすると署員が個人的にネット徘徊していて見つけたのかも知れませんが、逮捕された容疑者が八千代市と比較的に稲敷署と近くなのは、単なる偶然と言うことなのでしょう。

  

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