ビジネス書としての「生協の白石さん」

ITmedia記者、岡田有花嬢が前書きを書いていてΣ(゜Д゜;)ズガーンな「生協の白石さん」を読んだ。

ウイットに富んだ受け答えが、日頃お客様への回答文を考えるというある意味同業者として、非常に参考になるのではないかという若干のスケベ心からなのだが、巻末に寄せられた生協理事の弁:

「今、生協だけはなく多くの小売業、メーカーが顧客のニーズをつかむためにさまざまな取り組みを行っている。顧客から寄せられる声や意見には、多種多様なものがあると思われるが、そうした取り組みでは、白石さんのように顧客から寄せられるどのような声に対しても実現しようとする立場で誠実に答える姿勢と、そしてまた少し変わった意見や要望に対して、決して相手を失望させることなく、むしろ自分のファンにしてしまうような回答こそが求められているのではないだろうか? そういう点で、この本をちょっと変わったビジネス書として読んでみてもおもしろいのではないかと思っている。」

俺のスケベ心、先読まれてるし… orz

でもぶっちゃけ、一般企業のサポセンが白石さんのような回答したら殺されます。あの回答が通用するのは、東京農工大の学生さんのセンスがあってこそ。ぶっちゃけ、一般企業のサポセン地獄からしたら、生協は楽園に見えます。

しかし東京農工大の学生さんも、白石さんの回答自身はWebで公開しつつも、白石さんのプライバシー自体は誰に言われるでもなく守っていたってのは素晴らしいと思った。

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