WWDCで発表されたものいろいろ

WWDCでAppleから発表されたいろいろ、とても多岐にわたっており語り尽くせないため、さわりだけでも…

 

■Pro Display XDR

ローカルデミングが付いてしまいました。「しまいました」というのは、ローカルデミングは功罪があるからです。HDRを再現するためにローカルデミングが必要だったのだろうと推察しますが、それはわざわざ「均一でないバックライト状態」を作り出すことに他なりません。原理上、明るい点のすぐ横に、漆黒を表示できないのです。いいのかそれで…。

 

■10万円超えのディスプレイスタンド

ちゃんとしたVESAモニタアームの価格を考えれば高くはありませんが、こんな価格で堂々と出せるブランド力に嫉妬する気持ちもあります。

 

■Mac Pro

これまたずいぶん高価になって、法人予算をむしゃぶる感じがまた…。前機種(ゴミ箱)の欠点とされた「拡張ビデオカードが刺さらない」を解決するには、やはりオーソドックスな立方体しかないのでしょう。なおここまで予算がない向きには、性能も価格も高くなったMac miniがあるという訳です。

 

■iTunes廃止

iPod=iTunes to Goだったわけですが、iPhoneがiPodの延長上に作られた関係で、長らくスマホの管理ソフトの役割を担わされてきました。しかし最近から使い始めた人は「なんで音楽ソフトがiPhoneの管理ソフトなん?」と思ったでしょう。音楽やバックアップにはもはやPCソフトが不要なiPhone。ストレージ管理は次のmacOSからは Finder が担うそうです。それもいまひとつピンときていませんが、Appleのことなのでおそらく今までもずっとそうだったような自然な形で実装されるのでしょう。希望を出すとすれば、Macの「写真」アプリのローカルでの同期(iCloudを経由しない同期)は残ってくれることを願います。iCloud経由の写真共有は、外出先では表示が遅くて緊急用としてしか使えません。

 

■iPad OS

我が家のiPadは初代AirなのでiPad OSの対象外。そろそろ買い換えのタイミングではありますが、他に優先すべき投資先が多々あり、iPadに投資する気が起きません。それに iPhone と Mac があればいいだろう、というところです。これが将来のApple の主力OSのベースになるんでしょうけどね。

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