自宅の一部が停電するという故障ケース

私も今の家を5年前に購入するときになって調べて知ったのですが、最近の一般家庭住宅では電柱から電線が3本引き込まれていることがあります。もし、宅内の配電盤(ブレーカーボックス)を開けて、一番大きなブレーカーの上下いずれかに3本の線が入っていたら、3本引き込まれていることになります。これを「単相3線式」通称「単三」と言います。(乾電池とは関係ありません。)

でもコンセントって2極ですよね?なぜ3本必要なのでしょうか?

それは3本にすることで、「電気を送る効率が向上」したり、「エアコンやクッキングヒーターで200Vが必要になったときに配線工事が簡単になる」からです。

その結線は以下のようになっています:

東京電力:「単相3線式」と「単相2線式」の違いって?

 

このように、屋内でも100V系の電気機器が2系統に分散されて配線されていることが分かります。単三で受電する場合は屋内側の配線にも一工夫する必要があります。こういう配線にすることで、いざ200Vが必要になったときも簡単に取り出せるというわけですね。

関東電気保安協会によると、日本では、1980年代以降の家屋であるか、または既に40A以上の契約(従量電灯Bの場合)でこの引き込みが行われているようです。どうりで実家(電気の引き込みは1960年代で、30A契約)では見たことなかったわけだ…。

先日、知人のお宅で「家庭内の一部で停電」というトラブルが発生しました。東京電力で調べてもらったところ「引き込んである3本の電線にそれぞれ付いているヒューズの1本が切れた」という原因だったそうです。そこにヒューズって付いているんですね。知りませんでした。確かに上の図で赤太線またはグレー太線の系統のいずれかが切れると、その系統にぶら下がっている機器のみ停電したように見えますね。故障事例として覚えておくといいかも知れません。

GAS-PACCYO the Fire Bair

我が家の電気は東京ガス。ガスパッチョかわいいです。

 

「自宅の一部が停電するという故障ケース」への3件のフィードバック

  1. ヒューズと聞いて???と思いコメントいれさせていただきます。
    単相3線の場合、中性線(白)が欠相すると負荷のバランスにより100V機器に異常電圧がでることがあり最悪すべての電化製品が壊れます。なので各相にヒューズが付いているのは?なんですが東電側の引き込み前の部分なのでしょうか?
    http://www.odhk.jp/archives/94
    通常は家の分電盤に東電の資産区分である開閉器(遮断器)が付くので各相バラバラに停電はあり得ないと思うので詳細分かれば勉強のため教えていただけませんでしょうか?
    ちなみに各電力会社は「中性線欠相保護付き漏電遮断器」を推奨しています。

    1. はい、私もその現場を見たわけではないのですが、引き込みの前のヒューズだそうです。
      そのうち一つが切れていて、予防として3つ纏めて交換していったと聞きました。
      ただ、素人相手の説明なので、相当説明を簡略した可能性は否定できません。
      「単3中性線欠相保護付ノーヒューズ遮断器」というのがあるくらいなので、当然ヒューズ付きもあるのでしょう。

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