在宅勤務用にEIZOの液晶を入手

GWですが在宅勤務の話。

在宅勤務、それほど日数が多くないこともあって、会社から持って帰った13インチパソコンでずっと凌いできました。しかしある日、知人から「壊れているかも知れない」という注釈付きで27インチのフルHD(1920×1080)の液晶モニタを貰いまして、試したところ普通に点灯。「なんだ、壊れてないじゃん」と少しの間使っていたのですが、特定の輝度のグレーが画面の大半を占めると画面が明滅する現象が発生、一度そのモードに入ってしまうと本体を冷却するまで直らない…という現象が出てしまいました。やっぱ壊れてるのか…と、使用は諦めましたが、いかんせん27インチはメインマシンのiMac Late 2012と同サイズでしかも解像度が荒い(=否が応でも文字が大きい)のでとても仕事が楽でした。13インチだけを使っていたときはこんなものかと思っていましたが、やはりある程度の大画面は正義。

もし次に単体の液晶を買うならEIZOの4Kモデルである EV2785 が欲しいなと思っていたのですが、いかんせん実売9〜10万円もするのでおいそれとは手が出ません。しかし無料の27インチ液晶で「液晶欲しい病」に火が付いてしまったので、何とかせねばと考えました。とはいえ先立つものがないのはない。そこで「4K」と「新品」を諦め、「EIZO」「中古」「フルHD」という条件で中古を物色し、24インチのIPSフルHDモデル(2016年製造)を入手しました。最近ではフルHDのメーカー不問でよければ新品でも1万円台から購入できますが、その価格帯の液晶は色の当たり外れが大きく、外れ固体だとどう弄っても色が調整しきれない場合があります。だったら中古にしてでも色に定評のあるEIZOを選ぼう、という考えです。

 

そんなわけで入手したEIZOのUSED品。お値段は新品の1/3。入手した固体の点灯時間は10,000時間超え。EIZOの設計想定寿命は30,000時間なので1/3ほどしか使っていないようですが、上端左右にはビネットがかかったような光量低下が見られました。また、前のオーナーさんの匂いなのか、ほんのり生活臭(他人の家の匂い)がしました。

しかしEIZOの液晶を使うのは久しぶり。前回使っていたのはPowerMac G3/G4の頃で、大きさは確か15インチ、解像度は1024×768でした。

驚いたことにEIZOは「保証書がなくても」「販売証明がなくても」、5年メーカー保証が有効なんです。但しその場合、5年の起点は「製造番号から導き出される製造月」が基準になるとのことで、サポートに連絡すると教えてくれます。私が入手した固体は「2016年5月製造」とのことでメーカー保証は今月いっぱい。何そのギリギリなタイミング(;´Д`)

でも「バックライトの経年劣化」保証対象にはならないようなので、放置。

 

MacBook Air M1に繋いで絵を出してみました。さすがEIZO、色が良いです。「Macはガンマ1.8」と昔は言われていましたが、環境光センサー付きMacだとどうなっているかは分かりませんよね。上の写真もEIZO側はガンマ2.2設定です。そういえばM1との接続では非互換情報が出ているのですが、ぱっと見た感じそんなに違和感はありません。在宅勤務用であればこの程度の色が出れば十二分です。しばらくはこれで「液晶欲しい病」をなだめることにします。

そういえばこれ、例のM1 Macの出力がおかしい問題の組み合わせに該当しているはずなんですが、ぱっと見、違和感ないですね…

 

コメント

  1. まるぼうず より:

    こんにちは。
    3月にiMac 5K 2020からM1 Mac mini + EV2785に買い替えました。
    カラーフォーマットとカラープロファイルがおかしいはずですが、特に問題なく使っていますし、色の違和感を感じたこともありません。
    その程度の目だと言われればそうかも知れませんが。

    • Kumadigital より:

      うわーM1 MacにEV2785、最高じゃないですか。羨ましい。
      なんか飽和に近い赤とかおかしいみたいですけどね。分からないですね。

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