M1搭載iMacの「電源コネクター」まったく新しい機構の秘密
この情報を待っていました。しかし結論から言えば、奇をてらった設計ではありませんでした。
簡単にまとめると:
- 電源コネクタの接続方向は、2つの突起により180度ごとの2方向に制限される。(形状は丸いものの、この点はUSB-CやLightningと同じ)
- LAN用の端子として6本×2組の端子が用意されており、コネクタが180度回った状態でも電気的に同じ接続になる可能性がある。
通常100BASE-T以上の速度の通信には4ペア8本の通信線が必要で、それぞれ2本ずつ撚り線になって外来ノイズの影響を軽減するようになっているのですが、このiMac電源コネクタの6本×2組がどのようにアサインされているかは不明です。CAT7以上だと4ペア8本に加えてそれぞれのペアに個別にシールドが必要なので、合計12本が必要になり、とすれば6本×2組をちょうど使い切ることになります。ただその場合、180度回った状態では電気的な端子割当を変える必要があり、それがどのような方法で実現されているかは謎が残ります。もっとも、ここのiMac本体とACアダプタ間の通信線は規格に準拠する必要はないので、Apple独自のシールド構造などを採用している可能性もあります。
コメント
あそこは極論USBでもライトニングでも良いはずです
アダプタ内の基板で受け切っちゃえば