Mac miniとMacBook Proがひっそりとアップデート。
Mac miniの方はM2/M2 Pro搭載でついにIntelモデルがディスコンに。日本円で84,800円〜という価格を聞いたときには「今の為替レートにしては安くね!?」と思ったのですが、そんなことはありませんでした。1$=141円くらいですね。米ドル側が税抜き表示であることを考慮すれば、1$=128円くらい。まぁ安くはありませんが誠意を感じられるレート設定だと思います。M2 ProモデルにすればUSBポートの数が倍になったり8Kモニターに対応したりかなりの強化がなされるので、エントリーモデル比で倍以上の価格差は納得できるところでもあります。
にしても、米国の$599〜という表記は破壊力ありますね。インフレの国でこの価格って、日本円の感覚なら3万円くらいですかね。うっかりサーバー用等に1台買ってしまいそうな価格です。
そしてMacBook Pro。今まではあまりMacBook Airと差がないのではないかと言われていましたが、今回はきっちり差を付けてきました。14/16inchには素のM2搭載機がなく、Pro/Maxが必ず搭載されます。その代わり価格は288,800円〜。日本円の感覚だと高いですが、米国の$1,999〜という字面を見るとこれも納得できてしまう価格。なおMac miniとは為替レートが異なり、1$=144円(日本側税抜き比較で1$=131円)と法人向けのサポート費用でも織り込まれているのではないかという設定。
素のM2だとM1に対してさほどありがたみは強くないですが、M2 Pro以上だと体感レベルで変わってきそうですね。今年はいよいよMac Proの発売を控えているので、M2 Max以上のCPU(M2 Ultraとかでも言うのでしょうか)が出てきそうですが、一年前にApple の M1 のキーマンが退職してしまったとことにも関係しているのかも知れませんが、ほとんど回路の並列度を高めることでしか性能向上を図れていない Apple Silicon というのは、今後 M3 以降どうするつもりなのかという心配はあります。
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