寒さが緩んできた頃が危ないと思っている

2011.3.11の東日本大震災より12年。

今朝北海道と関東で立て続けに地震が起きたらしいですね。寝ていて気がつきませんでした…。

地震予知とかなかなか難しいようですが、最近の経験から単純に「寒さが緩んできた頃が危ない」という経験則があります。私は2011.3.11の地震は都内で経験しましたが、2021と2022の東北大地震は現地で体験していて、いずれも少し春の気配を感じる頃だったんですよね。

 


2022年3月17日撮影 白石蔵王駅から約2km東京側

2022年3月16日、2021年2月13日の震度6を経験してしまったので、もう震度5以下は騒ぐほどのものではないな、という感覚が醸成されてしまいました。とはいえ震度6だともうどうしようもないんですよね。変に動くと逆に怪我するし、揺れの間は周囲をよく見渡して、自分に飛んでくる、倒れてくる、落ちてくるものがないかよく観察して、それから回避する運動をするので精一杯です。回り込む位置にあるガスコンロなんか止めに行ったらダメですよ。冷蔵庫が飛んできて潰されます。ガスコンロは自動で止まるので機械に任せましょう。

住んでいる建物が崩壊するかどうかの見極めもとても難しいです。外に出た方が安全かどうか、1Fなのか2Fなのかでも変わってくるでしょうし、崩壊しそうな古い建物の1Fにいたら脱出推奨、2F以上だったら運を天に任せる感じですかね。もしかすると布団にくるまっておくと建物倒壊時の生存率が上がるかも知れません。震度6くらいで崩壊する建物はあまりないと思いますが、揺れてる最中は震度6止まりなのか震度7まで行くのか分からないのが難しいんですよね。

2022年3月16日の地震は深夜でしたが、一発目の揺れのあと建物内にいるのがまずい感じがして、車で広い場所に移動、数時間そこで過ごしました。同じように考えた人は多かったようで、広場には車がわさわさと集まってきていました。職場に向かっているような車両も多かったですね。

上の写真はその翌日、2022年3月17日に白石蔵王駅の少し手前で撮影したもの。東北新幹線の脱線ポイントで、ここから完全復旧までは数ヶ月を要しました。このほかにも東北新幹線は多くの箇所で架線支柱が斜めになってしまったり、これ直しきれるのか…というくらいあちこちで破損していましたが、見事に直りましたね。途方もない仕事量だったろうと思います。

ともかく、「寒さが緩むと、危ない」は自分の中には結構すり込まれています。それと2011.3.11以来、車のガソリン残量は1/2以下にならないようにしています。自分の中で、ガソリン残量が1/2を切ると大地震が来るんじゃないかというジンクスがあるような気がして。

コメント

タイトルとURLをコピーしました