EOS R6m2 カメラ内深度合成

EOS R6 Mark II に実装されているのに気がついてから多用している、カメラ内深度合成機能。EOS Rの世代的にはEOS R7で初めて実装されて、以降、EOS R3がバージョンアップで実装、EOS R6 mark IIが最初から実装、という状況になっています。それ以前のEOSはフォーカスブラケット撮影まではできるんですが、合成はパソコンアプリのDPPか、Photoshopを使わなければなりませんでしたので、一手間かかりました。これがカメラ内で完結するとなるととても敷居が下がります。ある程度きちんと保持すれば、手持ち撮影でもOKなのが素晴らしいです。他社さんだともう少し以前から実装されてたところもあるようですが、キヤノンはこういうのは奥手ですからね。

撮影回数は任意に設定できるのですが、16回を指定すると16枚撮影+合成結果1枚の合計17枚がSDカードに記録されます。欲を言うならば私のようにカジュアルに使うのであれば合成結果1枚だけ保存してくれるオプションがあると良いなと思ったのですが、合成のための作業メモリとして撮影用のバッファーメモリは使えない仕組み(あるいは足りない)なのでしょう、素材カットも全部保存される仕様です。

 

実際それで撮影した例。ガンプラの箱は意外と被写体としては奥行きがあって普通は絞らないとカッチリ映らないんですよね。フォーカスBKT/深度合成機能によってF2.0で低ISOを確保しつつ、被写界深度も取れるので、室内でガンプラ箱撮りなどをする場合にとても便利です。

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