映画「PERFECT DAYS」に登場する平山の家が実在するというので聖地巡礼してきました。
現地は、江東天祖神社の隣になります。劇中ではここを竹箒で掃除する音で平山が毎朝目を覚ますんですよね。
平山のアパートです。ロケに使われた一番手前の部屋はひとけがありませんでしたが、２番目、３番目は入居者がいるようでした。ガラスは昭和中期によく使われた型板ガラス（星状の模様があるもの）で、これはもう手に入らないので割れることなく当時のままいまに至っているものと思われます。ガラスから推察すると築60年くらいと思われます。さらにこのガラスがはまっているということは、アルミサッシ自体も昭和35〜40年頃の、当時出始めたばかりのものの可能性もあります。
ああ、これです。この角度。映画でよく出てきました。手前の駐車場は必ずしもアパートの住人用というわけでもなさそうで、独立して貸し出しているような看板がありました。
映画では自転車のあたりに自販機がありましたが、実際はありません。
印象的な「平山が毎朝空を見上げるシーン」の視線の先には、スカイツリーがありました。
私の他に２組ほど、聖地巡礼と思われる方がいらっしゃいましたが、まぁ実際に入居者がいるアパートですし、あまりジロジロ見るのも失礼だなと思い、そそくさと撤収。
次はそこから1.5kmほどのところにある「桜橋」に移動しました。正面にあの有名なオブジェが載っているアサヒビール本社が見える場所です。ここは劇中でしばしば登場する橋で、「こんどって、いつ？」「こんどはこんど、いまはいま」という会話がなされた場所です。
平山が浅草方面に自転車で出掛けるときによく通る橋ですね。これは予告編にも登場する画角。
本当はこのあと「電気湯」とか「焼きそば福ちゃん」とかにも行くべきだったんでしょうが、個人的にはとにかく気持ちを持って行かれた平山のアパートと桜橋が見たかったので、この２箇所で満足です。
なお撮影はすべてEOS R6m2 + NOKTON 40mm F1.5 Aspherical RF-mount です。
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