血圧は測定ごとに一喜一憂するのではなく傾向を見る必要があるので、スマホでグラフ化できる上腕式血圧計をAmazonプライムセールで買いました。オムロンの HEM-7600T ですが、類似品の HCR-7608T2 とは販路違い品のようです。まぁプライムセールでもオムロンの家庭用上腕式血圧計の中ではハイエンド価格でしたが、いかんせんカフ一体型はこれしかなく…。セパレート型（チューブがついている）は邪魔ですよね。
にしでも、無駄な高級感、ガジェット感。血圧計にそういうの求めてないからもっと安くしてもらえませんか…。
バリスティックナイロン風味のケースに入っていました。単焦点レンズでも入ってるんじゃないかというような存在感のあるケースです。
思ったより大きいいです。というのも、カフ部分に結構しっかりした芯が入っていて、あまり小さく丸められないようです。片手で上腕に装着するために必要な芯なのでしょう。
うーん、デザインのセンスはいいですけどね。ですが…
バッテリー室は本体とカフの間の隙間にありました。とても入れにくいです。なぜあんな表面に余剰スペース（艶消し黒の部材）があるのにあそこを開閉式にしなかった…？
とりあえず付属のマクセルのアルカリ電池を入れて電源投入してみます。なんかメッセージが出ました。
測定してみました。何回測っても安定しています。さすが上腕式です。測定時のポンプの音は結構小さく、深夜早朝でも問題なさそうです。むしろカフ部分のマジックテープのバリバリ音の方がよほど大きいですね。
スマホアプリとペアリングしてみました。想像以上だったのは、測定の都度転送しなければならないと思っていたのですが、なんと測定後スマホにデータが自動転送されます。これは便利です。
スマホアプリにはさまざまなクラウドサービスへの入り口も用意されていて鬱陶しいのですが、それらを設定で全てオフにするとシンプルで使いやすいアプリになります。もともと腕の立つベンダーが作った感があるアプリで、デザインセンスもいいし、操作性も期待通りです。不慣れなベンダーが作ると「なぜそこを押すとそうなる？」というようなアプリになりがちですからね。
この血圧計自体の価格は高いんですがスマホアプリの完成度の高さ、データの自動転送、カフ一体型の取り回しの良さ、そして信頼のおけるメーカーであることを考えると唯一無二の製品であるのは確か。生活サイクルの中に負担なく組み込んで血圧データを蓄積できるはずです。
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