8/12に発生した愛知県岡崎市の東名高速下りでの母子が亡くなった事故。追突した観光バスのよそ見運転が原因のようだが、観光バスに60km/hでフルラップ衝突されては大抵のクルマはひとたまりもないはず。
亡くなった母子の車はマツダMPVの2004-2005年型であることはニュース映像を見ればお解りの通り。MPVといえばリアゲートにほぼ密着する3列目シート以外はそこそこ安全そうなクルマという印象があるのだが、意外にもMAZDA車のIIHSのテスト結果によると、今回事故に遭った2004年型MPVの後方からの追突クラッシュテストの結果はP(プア=最低)だそうである。
これでは、「他の車だったら命は助かったケースが出てくるのではないか?」という疑問が沸いてしまう。
色々調べてみると、MPVの安全性が高まったのは現行(2006)モデルからのようだ。
なお、上記リンク先のURLの末尾の?mazdaの部分を他のメーカー名にすれば(たとえば?toyotaとか)そのメーカーの結果が見られる。volvoとか、さすがである。bmwは今回の事故でも巻き込まれていたようだが、意外にもクラッシュテスト結果はたいしたことない。ドイツ車なら安全、とは言いきれないわけだ。
元F1ドライバーの中島悟は、運転中の意識の3割は後方に向けているそうである。しかも、今回のような追突が予想されるケースでは、停車する際に前のクルマとの車間を空けるそうである。車間を空けることにより、前後のクルマに押しつぶされるエネルギーを減らすことができる。
そして何より、高速道路では自車より著しく大きなクルマ…観光バスや大型トラックの前を走らないことだ。
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